ダイビング エアー 節約術



● (1)中性浮力を取る



・中性浮力が取れていないと、浮力を補うために、上下動のためにフィンキックをすることになります

・それらのフィンキックは全てムダですので、当然エア消費が速くなってしまいます

・中性浮力の取り方について説明した別ページが読んで、無駄なフィンキックを減らしましょう

中性浮力のコツ ~ 撮影のための浮力調整




● (2)周りの人より「浅く」潜る



・ガイドさんや、バディよりも、浅めに潜るようにします

・深ければ深いだけ、エア消費は速くなります。水圧が高くなり、高濃度の空気を吸うことになるためです

・数メートルでも良いので、ガイドさんより浅く潜れば、それだけ節約になります

・特に移動中は、フィンキックなどで空気を多く消費しますので、浅めに潜ることが有効です

・被写体を見つけたときだけ、近づくようにして、それ以外のときは、上の方で待機します




● (3)ムダに泳ぎ回らない



・ムダに、色々動き回らないようにします

・運動量が減るので、エアも節約できます

・ガイドさんは、潮の流れを読んで、ベストなコース取りを考えていますので、ガイドさんと同じような軌道で移動すれば、エアを節約できるはずです




● (4)大きくゆっくりとした動き・フィンキックを心がける



・小刻みに、俊敏な動きはエアを大きく消費します

・例えばフィンキックをする場合は、大きく足を開き、ゆっくり蹴ります

・普段の移動で高速のバタ足をしている人は、初心者の典型ですが、エア消費の原因にもなります

・フィンキック以外に、手足や首を動かすときも、ゆっくり大きな動きを心がけるべきです




● (5)デカいタンクを選ぶ



・当たり前ですが、容量の大きいタンクを選べば、消費速度を抑制できます

・通常よりもレンタル料が高い場合もありますが、数百円レベルなので、ケチらないようにしましょう

・また、恥ずかしがるのも厳禁です。胸を張ってデカタンを借りましょう。じっくり潜りたい人は、セミプロでもデカタンを選んでいますので、恥ずかしがる必要は一切ありません




● (6)暖かいスーツで潜る



・寒さはエア消費を速くします

・快適に潜れるように、防寒をすると、エア消費を節約できます

・ウエットスーツなら、フードベストを買いましょう。数千円で買えます

・ウエットスーツも、国内ダイバーなら厚手のものを選ぶと良いでしょう

・個人的には、ドライスーツをオススメします。本当に暖かいので、ダイビング人生が変わります。真冬でも暖かいです。レンタルもできますよー。




● (7)無駄な思考をしない



・余計なことを考えすぎると、脳が酸素を消費して、エアが減ります

・都市伝説かと思っていましたが、どうやら本当のようです

・写真撮影しているときなどは考えても仕方ないですが、移動しているときなどは、極力何も考えないようにすると良いかもしれないです。(もちろんガイドさんや、セルフで潜るダイバーは、コース取りなど考えなければなりませんが)




● (8)自信を持つ



・不安があったり、緊張していたりすると、エア消費が速くなります

・こればかりは慣れしかありませんが、安全だと納得していると、落ち着いて潜れて、エア持ちも良くなります




● 過度な節約はNG。頭が痛くなります



・エアを節約する場合も、過度に呼吸を止めるのはNGです

・特に移動中など、酸素が必要不可欠なタイミングで、呼吸を減らすと、頭が痛くなります

・快適に潜るために、必要な分は惜しまず吸うようにしましょう

・頭が痛くなりはじめたら、少し浅めの場所に移動して、空気を大目に吸います。特に、「吐く」ことを心がけると良いかと思います。過去吸になりません

関連記事

Pagination