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ハナダイ 写真撮影のコツ

サクラダイ

サクラダイ(2011年伊豆の大瀬崎にて撮影)


ダイビングで、キンギョハナダイ、サクラダイなどハナダイの写真を撮るコツをご説明します。

まずはハナダイの生態を知るところからスタートです。




● ハナダイの魅力



・ハナダイは、興味のない人にとっては、殆ど区別のつかない小魚に見えるかもしれません

・しかし、一度ハマるとその魅力に取り付かれてしまう恐ろしい魚です(笑)

・図鑑を見ていただいても分かりますが、色が華やかな上に、種類も豊富

・さらに深場に住んでいる魚も多く、レア度の高い魚も多いです

・固有種が豊富なのも魅力です。上の写真のサクラダイは日本にしかいない固有種です

・オスとメスで色が全く違うもの面白いです

・しかもメスがオスに性転換するため、「オスとメスの間」という写真も狙えます

・さらにはオスには発情時の「婚姻色」があり、ひときわ派手になります

・ワイドでもマクロでも楽しめる点もたまりません

・しかも、なかなか綺麗な写真を撮れないものの、撮れないわけではないという丁度よい感じが大好きです




● ハナダイの生態



・多くのハナダイは、ハーレムを形成します。メスが多めで、オスが少しという感じです

・サンゴ、ムチカラマツ、ソフトコーラルなどの周辺に群れています

・かなり自由に泳いでいるように見えますが、基本的には同じエリアから離れません

・強いオスほど上の方を泳いでおり、婚姻色になっていることが多いです

・また1つの群れに複数種類のハナダイが混ざっていることもよくあります

・こう見えてハタの仲間です

・体長は成魚で10センチくらいから、大型のハナダイだと20センチ程度にまでなります




● ハナダイの探し方



・ハナダイのいる場所はほぼ決まっているので、ガイドさんに聞いてみましょう

・一番メジャーなキンギョハナダイは浅いところにいますが、殆どのハナダイは深いところにいます

・最低でも20メートル、深いものだと40メートル以深もざらです。ご自身のスキルに相談して行きましょう

・ハナダイは、最初見分けがつかないので、図鑑でよく覚えてからいくと良いと思います




● ハナダイへの近寄り方



・まずはターゲットを明確に意識することが重要です。オスなのかメスなのかなど

・オスの婚姻色を狙うなら、上層を泳いでいる、派手な固体をまずは観察します

・泳ぐエリアを見極めたら、そこに最も近いエリアまでゆっくり近づき、体を固定します

・最初は逃げて行ってしまいますが、2~3分待っていれば、同じエリアに戻ってくることが多いです

・自分から近づくというよりも、「陣取って待つ」方がうまく行くような気がします

・怖がらせて低層に追いやって撮るという手段もありますが、この場合、婚姻色でなくなってしまうことと、岩場などを背景に撮ることになってしまうのでオススメしません

・あとハナダイで意外に重要なのが、背景です。ハゼなどはほぼ背景をいじることができませんが、ハナダイの場合、どちらから撮るかで背景を選ぶことができます

・背景を意識しながら、陣取ることもよい写真を撮る上では欠かせません




● ハナダイのピントのあわせ方



・ピントあわせはかなり苦労します

・とりあえずシャッター速度は速めに設定した方がブレは防げます

・近くにハナダイが近づいてきたら、シャッターを半押しにして、いい感じの方向を向いてくれるまで待ちます

・ハナダイとの距離が変わってしまったら、また半押ししなおしてピントを合わせます

・コンデジではかなり苦しい戦いですが、根性で枚数を撮って勝負します




● ハナダイの撮影の構図(マクロ編)



・ハナダイを撮る向きですが、模様を綺麗に写せる真横、もしくは上の写真のように躍動感を出せるくねった瞬間(斜め前)を狙います。シャッターを半押しの状態で、待ちます。

・ハナダイでもう1つ重要なのが、背びれの状態です。多くのハナダイが、立派な背びれを持っているため、それを開いた瞬間にシャッターを押すのがポイントです

・本当にこだわるなら、尾びれの状態も気になります。泳いでいる時は尾びれが開ききっていないため、貧相な写真になってしまいます

・あとは背景ですが、基本的には、青抜きもしくは黒抜きにして撮ります。シャッター速度を上げて深い場所で撮ると、自然に黒抜きになったりします

・あとは、ムチカラマツや、サンゴなどを絡めて撮ると、住んでいる環境も表現できていい感じです

・下の写真は、黒抜きの例です

rusonhanaedai

ルソンハナダイ(2012年アニラオにて撮影)





● ハナダイの撮影の構図(ワイド編)



・ワイドで撮る場合は、一般的な魚の群れの撮り方とそれほど変わりません

・ただ背景が岩場やサンゴとなることが多いので、それらをうまく入れると綺麗な写真になります

・またせっかく派手な魚なので、ストロボの当たるエリアに、魚がたくさんいるような位置取りで撮ることが重要です

・密集している集団にいかに近づけるかがキーとなります

・複数の種類が混ざっている群れを撮るのも楽しいです。下の写真は、アカオビハナダイのオスをセンターに、キンギョのメス、幼魚、フタイロ、ホカケなどで周囲を彩っています

hanadai123

アカオビ・キンギョ・ホカケ・フタイロ(2012年伊豆の大瀬崎にて撮影)




● ハナダイの分類と生態を知れば写真がうまくなる



・綺麗な写真を撮るためには、ハナダイの動き方を理解しておく必要があります

・動きを理解していれば、至近距離に寄ることができるため、写真のクオリティが上がります

・管理人の勝手な分類ですが、ハナダイは同じ種でも雌雄・状況・年齢によって動きが異なり「ぼんやり状態」「婚姻色の雄」「捕食中」「岩陰」「ゴンベ」に分けられると思っています

▼詳細な分類と近寄り方はこちら

ハナダイ 分類別の動きと近寄り方をご紹介します
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