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水中写真撮影の「きほん」技

kuromegane01

クロメガネスズメダイ(2013年サイパンにて撮影)


初心者の方向けに、水中写真撮影を行う上で、これだけは絶対やった方がいいですよ、という基礎の基礎をご紹介します。

初めて水中にカメラを持ってダイビングに向かう方や、水中写真撮影を始めてまもなくうまく撮れない方向けのご説明です。




● カメラを「晴れモード」にする。水中モードはNG



・ダイビングでのカメラ設定で「水中モード」に設定している人も多いかと思います

・しかし、多くのメーカーの水中モードは、主にシュノーケル程度の水深を想定した設定です

・そのため、暗くなる水深や、ストロボ発行を前提にした設定ではなく、上手く撮れないことがあります

・オートで撮影する場合、ストロボを使う場合は「晴れモード」、使わない場合ha[曇りモード」などにしておきます




● カメラをフォーカスエリアを中心に固定する



・カメラは、購入した時の設定で「オートフォーカス」となっていることが大半です

・「オートフォーカス」とは、画面上で、被写体と思われるものをカメラが自動で判定し、ピントを合わせる機能です

・陸上だと有用な機能ですが、水中では自分がフォーカスしたい被写体に、カメラがピントを合わせてくれないことがしばしばあります

・そのためオートではなく、「常に画面の中央にピントを合わせる」という設定に変えておく必要があります

・「フォーカスエリアを中央に固定」といった設定になるかと思います




● 体を固定する



・撮影時に体がふらふらしていると、うまく写真を撮れません

・どのような状況でも、カメラを構える時には、必ず体を固定する必要があります

・水底にいる場合は、BCの空気を抜いて、肺に空気を入れても微動だにしないくらいにします

・ドロップオフや、根、流れのある場所などにいるときは、岩をつかみます

・サンゴや生き物をつかまないように注意してください

・グローブをしていないと、手が傷だらけになるので注意が必要です

・手でつかまなくても、両太ももで岩を挟んで体を固定するのでもOKです

・上記の場合も、BCの空気を抜くことをオススメします。特に流れが速い場合など、BCに空気が入っていると流されやすくなります

・一番難しいのは、つかまるものが何もなく、中性浮力で撮影しなければならないときです

・中性浮力での撮影で、一番注意すべきことは、カメラに集中するあまり、浮きすぎたり、沈みすぎたりすることです

・シャッターを1回切るごとに、自分のいる深度を確認するようにすれば、危険な目にはあいません




● 常時発光と発光禁止を水中で切り替える



・カメラの設定の中で、ストロボ(フラッシュ)の有無は、水中でいじる必要があります

・これは被写体によってどちらにするかを決めます

・被写体との距離が1メートル以内で、ストロボの光が届くようであれば、常時発光にします

・もっとも、マクロ撮影(小さい魚狙い)の場合は、よほどの事情がない限り、1メートル以内まで接近して、常時発光にして撮ります

・逆に常時発光にせず、発光禁止にするシチュエーションは稀です

・例えば、遠いところにいる大き目の被写体や、群れを撮影する場合です。ストロボをたくと、目の前にあるゴミに光が当たってしまい、遠くの魚がとれません

・同様に、被写体を下からあおって撮影し、シルエットを作りたい場合にも、ストロボをたくのはNGです。発光て禁止にしましょう

・基本的には常時発光にしておいて、遠くの魚を撮るときだけ発光禁止にするようにすれば間違いないかと思います。オート発光は、これらを制御できないため、おすすめできません




● マクロモードに水中で切り替える



・マクロモードとは、いわゆる接写モードです。多くのカメラで「花」のアイコンが出ます

・被写体との距離が30センチメートル以内のときなどは、このマクロモードにしなければ、ピントが合いません

・カエルアンコウ、ウミウシ、エビカニなど、あまり逃げない被写体を撮影する場合は、水中でこのモードに切り替える必要があります

・接写モードにしていると、逆に少し離れた被写体を撮ることができないので、都度切り替えが必要です




● シャッターを半押ししてピントをあわせる



・シャッターをいきなり全押しして、写真を撮ると、なかなかピントがあいません

・まずは、シャッターを半押しして、中央のフォーカスエリアでピントがあったか確認し、問題がなければ、全押しして写真を撮ります

・まずは陸上で半押しの感覚を学んでみると良いでしょう

・マクロ撮影などでは、ピントが合うまでに、半押ししてから1秒ほどかかったりします




● 練習にオススメの被写体



・まずは動かないウミウシが一番オススメです。バリエーションが多いので、飽きずに楽しめます

・ウミウシで完全にピントが合うようになれば、次は色々な魚に挑戦するとよいと思います

・ウミウシは、強制発光、マクロモードにして、できるだけ近づいて半押しでピントを合わせます

・構図については、頭の触覚にピントを合わせるパターンと、体のてっぺんにピントを合わせるパターンの2つがあります

・何をしても逃げないので、色々試してみるとよいと思います。他のダイバーさんにも迷惑をかけません

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ウミウシの例(2011年アニラオにて撮影)



以上です。

ウミウシの前に、まずは陸上で自分のカメラの操作を極めることも重要です。

発光の切り替え、マクロの切り替え、半押しの練習などをしてみると良いと思います!

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