ダイビング カメラの選び方

オススメのダイビング用カメラ2015年1月版ランキング
最新のダイビング用カメラから、特にオススメのカメラをご紹介します。今一番オススメのカメラはキヤノンの「PowerShot G16」です。圧倒的に明るいレンズが特長で、当然シャッター速度を変えることもできるカメラです。    
初心者ダイビングカメラの選び方
初めてのダイビング用カメラをお探しの方に、基本的な選び方をご紹介します。ダイビングにカメラを持って行くには、カメラ本体と、ハウジング(箱)が必要です。ダイビング初心者の方は、まずはコンパクトデジタルカメラからスタートするのをオススメします。


水中写真撮影の「きほん」技
水中写真撮影の初心者の方が、最初に覚えるべき基礎スキルをまとめました。きれいな写真を撮るためには、小手先のテクニックよりも、ダイビングスキルや、魚の生態に詳しくなることが必要です。しかし、最低限押さえておかなければならないテクニックもありますので、それらをまとめました。
共生ハゼ写真の撮り方
水中写真撮影の基礎を学ぶ上で、共生ハゼはとても良い練習台だと思います。近寄り方、ピントの合わせ方、シャッターを押すタイミングなど、ハゼを極めれば他の魚にもかなり応用が効くと思います。    


「ダイビング カメラの選び方」カテゴリの記事一覧

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ダイビング カメラおすすめランキング2015年1月



● ズバリ今おすすめのカメラは?(2015年1月)



・今ならキヤノンの「PowerShot G16」がオススメです

・このカメラは、F1.8、拡大してもF2.8という化け物の様に明るいレンズを持ったカメラです

・シャッター速度も変更可能で、純正ハウジングも売られています

・実は、1年前から同じカメラをおすすめしています。キヤノンは新しいカメラも出しているのですが、ダイビング用という意味では、このカメラを超えるものはあまり出ていないようです

・おまけに、2013年9月発売の製品なので、かなり安くなってきています。今買えば相当お買い得といえます

・ちなみにキヤノンはD30やD20など新しい機種も出していますが、レンズが全然明るくなく、オススメではありません。D30はハウジングなしで25メートル防水ですが、25メートルより深く行くことなんて、いくらでもありますし、それ以上行って水没されては困りモノです。写真のクオリティよりも、節約を優先したいのならありですね

・2014年10月に発売された「PowerShot G7 X」は画素数がかなり高くなっていますが、若干マクロ撮影に弱いようです。また今はかなり価格も高いため、コスパの観点からもG16の方がオススメでしょう







● ダイビング用コンデジの選び方



ダイビング用のコンデジを選ぶにあたって重要なのは、以下の3点がもっとも重要です

1)レンズが明るい(F値が低い)
暗い水中でも、光をいっぱい取り込めるように、レンズが明るいほど有利です

2)シャッター速度を変えられる
よく動く魚を撮ることも想定し、シャッター速度は弄れるカメラにすべきです

3)純正ハウジングが売られている
メーカーが純正のハウジングを出していれば、安価に揃えられます(非純正は非常に高い)

他にもハウジングの使い勝手や、拡張性の高さも挙げられますが、これらは使い慣れて初めて実感するものなので、まずは上の3つだけ重視すれば良いと思います。

またハウジングなしの防水機能をうたっている製品もありますが、ダイビングで行く深度を考えると、ほとんど意味がありません。シュノーケリングで使うだけなら良いですが。。

初心者のカメラの選び方については、以下で詳細に説明しています
初心者ダイビング カメラの選び方




● メーカーごとの違いは?



・キヤノンは、カメラは高性能だが、ダイビングにはあまり力を入れていません。そのため、付属品などの拡張性は弱く、ストロボやレンズを追加するときに、少しお金がかかります(とはいえ全然問題なく拡張はできますが)

・オリンパスは、ダイビングに一番力を入れているメーカーです。ハウジングも、純正商品の中では、唯一黒色にしていますが、これはゴミの映り込みを避ける効果があります。純正の拡張レンズなどもあり、いろいろ安価に揃えることができます。一方でカメラの性能や使い勝手で、ちょっと足りない部分がある気がします(筆者の主観ですが。。)

・パナソニックは、純正ハウジングもそこそこ出しているのですが、あまりパッとしないですね。ミラーレスは結構頑張ってる印象です

・富士フィルムは、もう殆ど純正ハウジングを出していないです。あまり力を入れていないですね

上記以外のメーカーは純正ハウジングを出していないため、初心者が選ぶ必要はないと思います。もちろん一眼レフならニコンという選択肢もありますが、コンデジを選ぶ以上、不要でしょう。

私が思うに、キヤノンとオリンパスの二択で良いと思います。最初からレンズの拡張まで考えるならオリンパスですが、高性能を求たい、陸地でも使いたいということなら、キヤノンがオススメです




● 価格を抑えたい人におすすめのカメラ(2015年1月)



・ズバリ、キヤノンのPowerShot S120がオススメです。一番オススメのG16よりも若干安いです

・このカメラは、純正ハウジング有り、シャッター速度変更可能、レンズが明るいの3要素を満たしています

・唯一の欠点はズーム時のF値が上がってしまい、暗くなることです。ハゼやハナダイなどへの対応が若干難しいですね。ワイドや動かない魚は全く問題ありません

・一番オススメのG16とくらべて、カメラ本体のサイズが小さいので、陸上で持ち歩くにはこちらがオススメです

・オリンパスのXZ-2とも比較されますが、XZ-2は液晶が見づらいらしく、あまりオススメではないかもですね




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「コンデジ」と「ミラーレス」ダイビングでの違い ~ 黒抜き編



● コンデジで撮影した黒抜き写真



・下の写真は、「キヤノン PowerShot S95」で撮影したハナダイの仲間「ルソンハナダイ」です。設定はF2.0、シャッター速度MAXでした

・コンデジは良くも悪くもレンズが暗いので、シャッター速度を上げれば、下の写真のように簡単に黒抜きすることができます

・コンデジは、絞りを明るくしても、それほど被写界深度が浅くならない(ピントがあいやすく、ぼけない)ため、ハナダイのような魚とは相性が良いのです

rusonhanaedai

コンデジ(キヤノン PowerShot S95)で撮影したハナダイ




● ミラーレス一眼レフで撮影した黒抜き写真



・下の写真は、「パナソニック LUMIX GX1」に「45ミリ単焦点レンズ」を付けて撮影した「スジハナダイ雄の婚姻色」です

・この写真は、伊豆の大瀬崎の深場で、そもそも暗い場所で撮影しています。限界まで黒抜きしましたが、背景の色は紺色どまりでした

・単焦点のマクロレンズは、非常に明るいため、黒抜きには向きません。もちろんズームレンズなら可能だとは思いますが、それならコンデジでも同じようなものですね

P1010763.jpg

ミラーレス(パナソニック LUMIX GX1+45ミリ単焦点レンズ)で撮影したハナダイ




● 黒抜き撮影はコンデジでも十分できる



・黒抜きは、コンデジで綺麗な写真を撮る時に最も有効な手法です

・コンデジは背景がなかなかぼけないため、背景に何も写らないように構図を切り取り、黒く抜いてしまうのが一番簡単です。もちろん背景をしっかり撮影してもよいのですが、センスが必要ですね。黒抜きならセンス不要で、被写体を真ん中に入れればいいだけなので簡単です

・しかもこの黒抜きは、ミラーレスの単焦点マクロレンズではできないのです。もちろんミラーレスの単焦点マクロレンズなら、背景をぼかすことに強みがあるため、全く別の楽しい写真が撮れます

・黒抜きがオススメのハナダイ、ベラなどの魚は、あえてコンデジを持って入るというのもオススメですね


「コンデジ」と「ミラーレス」ダイビングでの違い ~ ハゼ編



● コンデジで撮影した共生ハゼ



・下の写真は、「キヤノン PowerShot S95」で撮影した共生ハゼの仲間「レッドバンデッドプラウンゴビー」です

・かなりがんばって近寄りましたが、背景の砂地がぼけておらず、被写界深度に限界があります

・絞りを開放し過ぎると、背景も白いので、全体的にぼやけた印象の写真になってしまいます

・正直に言って、コンデジでハぜを撮るのには限界があると思います

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コンデジ(キヤノン PowerShot S95)で撮影したハゼ




● ミラーレス一眼レフで撮影した共生ハゼ



・下の写真は、「パナソニック LUMIX GX1」に「45ミリ単焦点レンズ」を付けて撮影したレッドバンデッドプラウンゴビーです

・ぱっと見で、被写界深度が全然違うことに気づきます。背景がぼけていて被写体が浮き出ています

・距離はコンデジと同じくらいの場所から撮影しています

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ミラーレス(パナソニック LUMIX GX1+45ミリ単焦点レンズ)で撮影したハゼ




● ハゼ撮影におけるミラーレスの強み



・ハゼは、完全に接写することが難しいので、コンデジではズーム撮影になります。こうなると被写界深度を稼げず、背景がボケません。

・ハゼはもっぱら砂地やガレ場に住んでますので、背景がぱっとせず、ボカす以外に背景を処理する方法がなかなかないという状況です。そのため、コンデジではなかなかきれいな写真が撮れないのです

・ミラーレスであれば、当然かなり近寄らなければなりませんが、上の写真のように、背景をボカすことが可能です。ただズームレンズではなく、単焦点レンズでなければなかなか上のような写真にはなりません(後述)

・オートフォーカスの精度もハゼ撮影には有利です。ただコンデジでも、ハゼと等距離にある砂にピントをあわせる手法や、マニュアルフォーカスを使えば、十分ピントはあうので、これについては技術でカバーできる範囲だと思います

redbanded201404262

ミラーレス(パナソニック LUMIX GX1+45ミリ単焦点レンズ)で撮影したハゼ




● 「単焦点レンズ」にするのがポイント



・ミラーレスにも、「単焦点レンズ」「ズームレンズ」などいくつか種類があります

・一番標準的に売られているレンズは「ズームレンズ」と呼ばれる種類ですが、これはコンデジと同じで、ズームが可能になる代わりに、やや暗いレンズです

・一方、「単焦点レンズ」はズームができず、つねにズーム状態なのですが、非常に明るいレンズです

・被写界深度をおもいっきり稼ぎたいなら「単焦点レンズ」一択でしょう。「ズームレンズ」では正直、コンデジとそれほど変わりません

・ただし単焦点レンズは、被写体をカメラ越しに見つけることの難しさ、ピントのシビアさなど、それなりのカメラスキルを問われるので、かなり攻めたレンズであると言えます

「コンデジ」と「ミラーレス」ダイビングでの違い ~ ハナダイ編



● コンデジで撮影したサクラダイ



・下の写真は、「キヤノン PowerShot S95」で撮影したサクラダイです

・絞りはF2.0で限界まで開き、シャッター速度を激速にすることで、背景を黒っぽく抜いています

・かなりの至近距離で撮影していますが、背景のソフトコーラルなどはぼけておらず、F2.0でも被写界深度に限界があります

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コンデジ(キヤノン PowerShot S95)で撮影したサクラダイ




● ミラーレス一眼レフで撮影したサクラダイ



・下の写真は、「パナソニック LUMIX GX1」に「45ミリ単焦点レンズ」を付けて撮影したサクラダイです

・ぱっと見で、被写界深度が全然違うことに気づきます。エラ付近からボケ始めてますよね

・これも同じく絞りはF2.0で、距離も同じくらいに近いところから撮りました

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ミラーレス(パナソニック LUMIX GX1+45ミリ単焦点レンズ)で撮影したサクラダイ




● ハナダイ撮影におけるミラーレスの強み



・被写界深度を稼げることは、やはり強みと言えます。背景をぼかした感じにできるので、岩の隙間にいるような個体でも、背景の色を調整すれば、かなり綺麗に仕上げることができます

・また、ハナダイはどうしても近寄りきれず、コンデジだとズームすることがあります。この場合、絞りが暗くなってしまいます。黒抜きであればできますが、青抜きができなくなります。ミラーレスの単焦点レンズの場合、逆に黒抜きが難しくなります

・オートフォーカスの素早さも魅力です。ハナダイはかなり自由に動くため、マニュアルフォーカスには不向きです。一度ミラーレスのオートフォーカスに慣れてしまうと、もうコンデジには戻れません笑




● 「単焦点レンズ」にするのがポイント



・ミラーレスにも、「単焦点レンズ」「ズームレンズ」などいくつか種類があります

・一番標準的に売られているレンズは「ズームレンズ」と呼ばれる種類ですが、これはコンデジと同じで、ズームが可能になる代わりに、やや暗いレンズです

・一方、「単焦点レンズ」はズームができず、つねにズーム状態なのですが、非常に明るいレンズです

・被写界深度をおもいっきり稼ぎたいなら「単焦点レンズ」一択でしょう。「ズームレンズ」では正直、コンデジとそれほど変わりません

・ただし単焦点レンズは、被写体をカメラ越しに見つけることの難しさ、ピントのシビアさなど、それなりのカメラスキルを問われるので、かなり攻めたレンズであると言えます


コンデジ?ミラーレス?~ダイビング カメラの選び方



● コンデジ5万円、ミラーレス20万円



・まず価格の差からご説明します

・コンデジは、カメラ本体2~4万円、ハウジング2~3万円くらいなので、合計5万円前後で揃えられます

・一方、ミラーレス一眼は、カメラ本体3~5万円、レンズ2~5万円、ハウジング10~15万円なので、20万円近くなってしまいます

・初めてダイビングするという人なら、今後も趣味として継続するかわかりませんし、まずはコンデジをおすすめします。コンデジとミラーレスの違いが分かるくらい、写真が上達してから乗り換えるのでもOKです

・コンデジでも十分きれいな写真が撮れます。コンデジでどこまできれいな写真が撮れるか、技術を追求していれば、いざミラーレスに買い替えた時にも、他を寄せ付けないくらいきれいな写真を撮れると思いますよ!




● ミラーレスの良い所



・一番良い所は被写界深度をかせげるところです。背景が、相当ぼけやすくなります。とはいっても、被写体に近寄れなければ当然背景をぼかせません。更にいうと、汚い壁面を背景にぼかしても何の意味もありません。コンデジで撮ってもきれいな背景をぼかすからこそ良い写真といえると思います

・次に良い所は、ズームをしても明るさ(F値)が落ちないことです。コンデジの場合、ズームすると暗い写真になってしまうため、ハゼやハナダイなど、そこまで接近させてくれない被写体の場合、暗めの写真に仕上がりがちです。ミラーレスは単焦点(ズームできない最初から虫眼鏡みたいになってるレンズ)を選ぶこと、より明るい写真を撮ることが出来ます

・加えて、オートフォーカスが強いのも利点です。結構暗いところでも、ピントが合いやすいです。ターゲットライトを使えばコンデジでもピントがあいますが、その分、光に怯えて魚が引っ込んでしまいます。ミラーレスならライト無しで、魚に接近し、ピントをあわせることが出来ます

・マニュアルフォーカスがしやすいのも強みです。コンデジのマニュアルフォーカスは、ハウジングの制約でもあるのですが、ほぼ使い物になりません。操作が難しすぎるので、パンダダルマハゼくらいにしか使えないと思います。一方ミラーレスは、ハウジングがほぼオーダーメイドなので、マニュアルフォーカス用のダイヤルをいい感じの位置に取り付けることが出来ます

・最後にそもそもの画質が全然違います。ウェブに載せるくらいなら全然気にならないのですが、拡大してみると雲泥の差があります。とはいえ、印刷物に使うような人も多くないでしょうし、そこまでこだわらなくても良いかもです。




● コンデジの良い所



・逆にコンデジの良い所は、被写体を選ばないことです。マクロでもワイドでもOKです

・ミラーレスで良い写真を撮ろうと思うと、どうしても単焦点のレンズが必要です。単焦点レンズとは、ズームができないレンズで、その代わりにきれいな写真を取れます。ズームができないので、潜る前から被写体を決めてなくてはなりません。マクロ用ならマクロ用レンズ、ワイド用ならワイド用レンズです。

・当然、単焦点レンズを使うなら、ハウジングもレンズごとに作り変えなければなりません。お金かかりまくりです。

・その点、コンデジはマクロだろうが、ワイドだろうが、同じカメラで撮影できます。外付けのコンバージョンレンズを使えば、ある程度のアップグレードも可能です

・ミラーレスにも、コンデジと同じようなズームレンズがあるのですが、これを使うくらいなら、コンデジと大差ありません。コンデジの方がコスパが良いと思います




● コンデジ極めたらミラーレスへ!



・コンデジも極めて無いのに、ミラーレス買っても良さがわかりません

・むしろ機能に甘えてしまって、水中撮影でもっとも重要なことを覚えられないのではないでしょうか。機能がよかろうが悪かろうが、魚の生態を観察し、海と一体化して、可能な限り近づくことが、水中写真撮影の肝です

・これなくして、カメラだけ良い物にしても、格好わるいと思います

・ちょっと熱くなってしまいました笑。まあお金があれば、いきなり一眼レフでも良いと思いますよ!管理人は貧乏なので、まずは技術を極めたいと思ってます笑

お勧めのダイビング カメラ屋さん



● 東京ならダイビングカメラ専門店「アンサー」一択



・圧倒的な知識を持つ野本さん(店長)のお店です。ダイビングカメラのことならなんでも知っていると思います

・ダイビングカメラ専門店というのはなかなかありません。都内では、アンサーくらいではないでしょうか?

・新宿西口の雑居ビル3階というちょっと怪しい場所にあり、店舗もなかなかに狭いのですが、マニアが通う専門店です

・初めてカメラを買う人はもちろん、一眼レフの検討や、ストロボなどのパーツ選びでも、まずはアンサーに行ってみると良いと思います。

・アンサーの公式サイト:www.uw-answer.com




● ダイビングカメラは「店舗」で買うのがオススメ



・ダイビング用のカメラに関する知識は、Web上でなかなか見つけることができません

・カメラ本体のレビューはカカクコムにでもいけばいくらでも見られますが、水中での使い勝手については殆ど語られません

・水中での操作性、ハウジングとの相性、ストロボのつけやすさ、水中で綺麗に撮れるかなど、本気でダイビングをしている人にしかわからない要素がたくさんあります

・自分の好みや、やりたいことに応じて、実際にダイビングしている人に相談しながら購入するのが一番です

・またカメラは故障や、パーツの追加など、購入後も相談さいたいことがたくさんあります。店舗で買っていれば、こうした質問も気軽にできるため、余程のことがない限り店舗で買うことをおすすめします。

・唯一、通販の方が価格が安いケースはあり、その点に関してはメリットがあるといえます。カメラに詳しい人、または一旦カメラとハウジング以外は買わない(オプションはつけない)という人なら、通販もありかもしれません。ただあとは自己責任ですね




● 「一般店」よりも「専門店」がオススメ



・店舗には、フィンや重器材も扱う「一般店」と、ダイビングカメラしか扱わない「専門店」の2種類があります

・「専門店」が近くにあるなら、確実に「専門店」をおすすめします。知識量が全く違います

・「一般店」にもダイビング経験が豊富なスタッフはいますが、写真撮影に本気で取り組んでいる人はそれほど多くはありません。どれだけたくさん潜ってても、写真が下手な人がいることからも分かるように、どれだけ「本気」で写真撮影に向き合ってきたかという知識が問われます

・「専門店」の店員は、間違いなく日本で100本の指に入るくらい、本気で水中写真撮影を行っている人のはずです。カメラの知識だけでなく、撮影の方法まで相談に乗ってくれるはずです

・さらに、ダイビング用のカメラは日々たくさん発売されます。これらを全て試しに使ってみて評価するには、並々ならぬ本数を潜らなければなりません。1度に何個もカメラはもっていけませんし、ワイドとマクロや、透明度によっても撮れ方は違うので、本当に気の遠くなるような努力が必要です

・こうした理由からも、本気でやってる「専門店」がオススメなのです

・もちろん「一般店」にも写真を本気でやっている店員さんもいます。そういう人といかに出会えるかもポイントになりますね

ダイビング カメラおすすめランキング2014年2月



● ズバリ今おすすめのカメラは?(2014年2月)



・今、お金に余裕があるならキヤノンの「PowerShot G16」がオススメです

・このカメラは、F1.8、拡大してもF2.8という化け物の様に明るいレンズを持ったカメラです

・シャッター速度も変更可能で、純正ハウジングも売られています

・ネックは少し価格が高いことと、サイズが大きいことです。ただ今なら完全にオススメですね

・ちなみにキヤノンはD30やD20など新しい機種も出していますが、レンズが全然明るくなく、オススメではありません

・D30はハウジングなしで25メートル防水ですが、25メートルより深く行くことなんて、いくらでもありますし、それ以上行って水没されては困りモノです。写真のクオリティよりも、節約を優先したいのならありですね







● ダイビング用コンデジの選び方



ダイビング用のコンデジを選ぶにあたって重要なのは、以下の3点がもっとも重要です

1)レンズが明るい(F値が低い)
暗い水中でも、光をいっぱい取り込めるように、レンズが明るいほど有利です

2)シャッター速度を変えられる
よく動く魚を撮ることも想定し、シャッター速度は弄れるカメラにすべきです

3)純正ハウジングが売られている
メーカーが純正のハウジングを出していれば、安価に揃えられます(非純正は非常に高い)

他にもハウジングの使い勝手や、拡張性の高さも挙げられますが、これらは使い慣れて初めて実感するものなので、まずは上の3つだけ重視すれば良いと思います。

またハウジングなしの防水機能をうたっている製品もありますが、ダイビングで行く深度を考えると、ほとんど意味がありません。シュノーケリングで使うだけなら良いですが。。

初心者のカメラの選び方については、以下で詳細に説明しています
初心者ダイビング カメラの選び方




● メーカーごとの違いは?



・キヤノンは、カメラは高性能だが、ダイビングにはあまり力を入れていません。そのため、付属品などの拡張性は弱く、ストロボやレンズを追加するときに、少しお金がかかります(とはいえ全然問題なく拡張はできますが)

・オリンパスは、ダイビングに一番力を入れているメーカーです。ハウジングも、純正商品の中では、唯一黒色にしていますが、これはゴミの映り込みを避ける効果があります。純正の拡張レンズなどもあり、いろいろ安価に揃えることができます。一方でカメラの性能や使い勝手で、ちょっと足りない部分がある気がします(筆者の主観ですが。。)

・パナソニックは、純正ハウジングもそこそこ出しているのですが、あまりパッとしないですね。ミラーレスは結構頑張ってる印象です

・富士フィルムは、もう殆ど純正ハウジングを出していないです。あまり力を入れていないですね

上記以外のメーカーは純正ハウジングを出していないため、初心者が選ぶ必要はないと思います。もちろん一眼レフならニコンという選択肢もありますが、コンデジを選ぶ以上、不要でしょう。

私が思うに、キヤノンとオリンパスの二択で良いと思います。最初からレンズの拡張まで考えるならオリンパスですが、高性能を求たい、陸地でも使いたいということなら、キヤノンがオススメです




● 価格を抑えたい人におすすめのカメラ(2014年2月)



・ズバリ、キヤノンのPowerShot S120がオススメです。一番オススメのG16よりもやや安いです

・このカメラは、純正ハウジング有り、シャッター速度変更可能、レンズが明るいの3要素を満たしています

・唯一の欠点はズーム時のF値が上がってしまい、暗くなることです。ハゼやハナダイなどへの対応が若干難しいですね。ワイドや動かない魚は全く問題ありません

・一番オススメのG16とくらべて、カメラ本体のサイズが小さいので、陸上で持ち歩くにはこちらがオススメです

・オリンパスのXZ-2とも比較されますが、XZ-2は液晶が見づらいらしく、あまりオススメではないかもですね





魚眼マクロレンズは面白い!

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イズカサゴ(2012年伊豆大島の秋の浜にて撮影)




● 魚眼マクロは、小さいものを魚眼で撮るレンズ



・陸上では「虫の目レンズ」などとも呼ばれますが、小さい被写体を、広角で撮れるレンズです

・ご覧のとおり、とても面白い写真が仕上がります

・広角なので、外側が丸くなったり、より広い範囲が写りこみます





● 魚眼マクロは、接写できる生物を狙う



・このレンズで遠くから撮ると、被写体がものすごく小さく写ります

・そのため、必ず、接写(30センチ以内が望ましい)できる被写体を狙いましょう

・動かない魚が最適です(カサゴ、カエルアンコウ、タツノオトシゴなど)

・近づいて威嚇してくる魚も面白い絵が撮れます(クマノミ、スズメダイ、ウツボ系)

・ウミウシも面白い写真が撮れます

・逆に、距離を縮めるのが難しいハゼなどはなかなか難しいです。時間をかけて近寄って撮れば、相当面白い写真にはなると思いますが

・大物の魚眼撮影にももちろん使えますよ



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クマノミ(2012年伊豆大島の秋の浜にて撮影)




● 撮影時には、背景に注意する



・広角を活かし、いろいろなものを背景に入れてみましょう

・特に下記の「太陽」と「人」は重要です!

1)「太陽」を入れると、写真全体が明るくなります。少しあおって撮るだけで、水底にいる生き物でも、太陽が入ります

2)「人」を入れると、画面がしまります。特に、何もない青い部分にダイバーを入れると、よい構図になります。普通ならウミウシ撮影にダイバーが入ることはめったにありませんが、下の写真のようなことが可能です



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インターネットウミウシ(2012年伊豆大島の秋の浜にて撮影)





● 今のところINONの「UFL-M150 ZM80」しかない?



・2012年春現在、安価に入手できるのは、INON社の「UFL-M150 ZM80」くらいではないでしょうか?
INON社のレンズ紹介ページへ

・ハウジングによって取り付け方が異なるので、必ずお店で確認してください。可能ならハウジングを持参して、実験もしたほうがよいです

・「ワイド」や「クローズアップ」など他のコンデジ用レンズと同様に、ハウジングの外につけるタイプです

・価格はレンズと、接続部分をあわせて、3万円くらいでしょうか

ターゲットライトのススメ



● ターゲットライトとは?



・簡単に言うと、水中で使える懐中電灯です

・ターゲットライトの有無で写真のレベルはかなり変わってきます

・今回は、ターゲットライトを付けることによるメリットをご紹介したいと思います

targetlight



● 岩陰や深場の魚でも、ピントが合いやすくなる



・一番のメリットは、このピントの合いやすさです

・岩陰の生物や、深場の生物を撮影するとき、被写体が暗く、ピントがなかなか合いません

・ターゲットライトがあれば、被写体だけきれいに光が当たり、ピントが合いやすくなります

・深めのハナダイ全般、アケボノハゼ、サンセットのニシキテグリ産卵など、使いどころ満載です




● ストロボの向きが分かりやすくなる



・ターゲットライトを、ストロボに設置している場合だけですが、「ターゲットライトの向き=ストロボの向き」となります

・そのため、ストロボの向きの調整が簡単になります

・被写体にストロボが当たらず苦労している方にはかなりおススメです




● 生物を見つけやすい



・当たり前ですが、暗いところに住んでいる魚を見つけやすくなります

・光を当てることで動く生物も多いので、探しやすさが格段に向上します

・カメラを持っていると、どうしても自分専用の被写体が欲しくなるものです。そういう方には必須アイテムといえます




● ハウジングに取り付ける方法は、お店で確認



・お持ちのハウジングやオプション器材によって、取り付け方は異なります

・ハウジングの上部に直接取り付ける場合もあれば、外付けストロボのアームにつける場合もあります。まずはお店で聞いてみましょう

・DIYショップなどで20メートル防水程度のものなら売っていますが、40メートルくらい潜るのであれば、専用のものが必要だと思います(あとDIYはカメラへの取り付けが難しいかと思います。左手にライト、右手にカメラという撮影はやや大変ですね)

・価格は、1~2万円程度です

・4つくらいターゲットライトをつけているセッティングも目にしますが、動画を撮らないのであれば、それほど多くなくても支障はないかと思います

非純正ハウジングを買う理由



● 非純正ハウジングとは?



・カメラのハウジングには、カメラメーカーが発売している純正ハウジング以外に、水中ハウジングメーカーが出している非純正ハウジングがあります

・非純正ハウジングのブランドとしては、「フィッシュアイ」や「Recsea」が有名です

・一般的に、非純正ハウジングの方が高価で、高性能とされていますが、わざわざ非純正を買う理由とは何かをご説明したいと思います

・私も、つい最近、純正ハウジングを卒業し、非純正ハウジングを手に入れました!




● 非純正は、40メートル以深でも使える



・純正ハウジングの殆どは、プラスチック製のため、40メートルを最大深度としています

・実際、純正で40メートル以深に潜ると、シャッターを押せなくなったり、ズームが利かなくなったりします。水圧のせいでハウジングがゆがんでいるそうです

・これに対して、非純正ハウジングは、アルミ製のものが多く、60メートルくらい耐えられます

・さすがに60メートルも潜る人は多くはないと思いますが、40メートル前後のハナダイを狙うのであれば、純正では物足りなくなってきますね




● 非純正は、とにかく丈夫。ボタンが押せなくなったりしない



・純正ハウジングは、安いだけあって、ボタンのつくりなどが雑なようです

・実際100本くらい持って入ると、押せないボタンなどが出てきます

・特によく使う、シャッター、発光有無、マクロモード、電源などが押せなくなるとつらいです

・なぜか、狙っている被写体が現れたときに限って、シャッターが押しっぱなしになってしまったりします

・純正ハウジングを、オーバーホールすれば、ある程度直るらしいのですが、付け焼刃的な対応に変わりはないので、結局買い換えることになります

・一方で、非純正はとにかく丈夫です。上記のようなことは起こりません




● 非純正は、オプション追加が簡単



・純正ハウジングの場合、通常、追加レンズやストロボをつける場合、接続器具をあわせて購入する必要があります

・一方で非純正ハウジングの場合、種類にもよりますが、追加レンズや、ストロボをつける際に、接続器具を買わずに、直接つけられる場合が結構あります

・接続器具代がかからない分、少しお得かもしれません




● 100本潜ったら非純正もあり。価格は6万円くらい



・ただやはり最初に買うなら、純正で十分だと思います

・40メートルなんて潜りませんし、100本も潜らないかもしれません

・100本潜って、深場が好きということであれば、迷わず非純正をおススメします

・一眼レフという選択肢もありますが、これはこれで数十万円の投資が必要なため、迷うところです




● 非純正は、売り切れ注意



・非純正ハウジングは、需要が高くないのか、少し型の古いカメラ用の製品はなかなか手に入りません

・オークションで見かけることはあっても、なかなか見つからないのが現状です

・どうしても欲しい場合は、カメラごと新しくする必要もあります

・まずは、在庫状況など、お店に聞いてみるのがよいでしょう

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外付けストロボは必要?



● 外付けストロボとは?



・外付けストロボとは、カメラ内臓のストロボを使わず、アームなどで、カメラの横や上に付ける装備です

・プロっぽいダイバーの人で、「カニ」のようなカメラを持っている人を見かけたことはありませんか?あの「カニ」の腕部分がストロボです

・内臓ストロボがあるのに、なぜわざわざ外付けのストロボを付けるのか、理由を説明していきます

・個人的には、ハウジングの次に買うべきは、外付けストロボだと思っています。写真のレベルが大きくアップしますよ!
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● ワイドレンズを付けるなら、外付けストロボは必須



・ワイドレンズを付けると、内臓ストロボの発光口がふさがってしまいます

・ストロボを使わずに、洞窟や珊瑚を撮るだけなら不要ですが、マンタやギンガメアジに光を当てて撮りたいと思うなら、外付けストロボは必須アイテムとなります

・また、そもそも大型魚や、群れは、内臓ストロボだと、光量が足りないです。ワイドレンズと、外付けストロボはセットだと考えた方がよいでしょう


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マンボウの巨体に光を当てるなら外付けが必須(2011年バリのブルーコーナーにて撮影)





● 外付けは光が強く、マクロ撮影でも有利



・ハゼやハナダイなど、マクロ撮影でも、ストロボ光が強いと、きれいな写真を撮れます

・ウミウシやエビカニなど、クローズアップレンズで撮るくらい近い被写体なら、内臓でもそれほど問題ありませんが、ハゼやハナダイなど、中距離から撮影する魚は、外部ストロボが欠かせません

・写真全体を明るくするだけなら、絞りやシャッター速度の調整でなんとかなりますが、被写体だけ、色をくっきりさせて、浮き上がらせようと思うと、外付けストロボが必須です

・マクロ生物を背景とセットでとる場合なども、外付けストロボがないとうまくいきません


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カクレクマノミとイソギンチャクをセットで撮るなら外付けが有効(2011年バリにて撮影)





● 外付けならゴミが写りこみづらい



・浮遊物が多い場所で、内臓ストロボを使うと、マリンスノーといって、写真内に白いゴミが大量に写りこんでしまいます

・これは、内臓ストロボと、レンズが向いている方向が同じことが大きな原因です。ゴミのレンズ側の面を光らせてしまっているのです

・外付けストロボの場合、アームがついていて、レンズの横または上から、角度をずらして光をあてられるので、このマリンスノー現象が起こりづらくなります

・とはいっても、浮遊物が多い場所だと、どうしても写りこみますね





● 光の角度を調整できて、作品の幅が広がる



・外付けストロボは、光を当てる角度を調整することができます

・左から、右から、上から、など、自由に調整することで、あえて影を出したりと、作品作りを楽しむことができます


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ヘルフリッチの左から光を当てて、影を作り出した(2011年サイパンにて撮影)





● ハウジングに取り付ける方法は、お店で確認



・お持ちのハウジングによって、取り付け方は異なります

・多くの場合、アームのパーツをあわせて買う必要があります。初心者セットのように、まとめて売っている場合もあります。まずはお店で聞いてみましょう

・ストロボの選び方ですが、それほど差がないようで、安いものでよいかと思います

・価格は、アーム込みで4万円くらい見ておくとよいかと思います



大きい生物や群れを撮るレンズ「ワイドレンズ」

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ナポレオンフィッシュ(2011年パラオ ブルーコーナーにて撮影)




● ワイドレンズは、大きいものを小さく撮るレンズ



・大きい魚や、群れを前にして、その一部分しか画面におさまらなかった経験はありませんか?

・海の中は、近寄らないとストロボの光が届きませんので、大きい被写体でも近距離から撮影する必要があります

・大きい被写体に近寄って撮影しても、画面からはみ出ない様に、大きいものを小さく写すレンズが、ワイドレンズです

・厳密に言うと、広角で撮影するレンズです(魚眼レンズは、非常に広角なワイドレンズの一種です)

・ワイドレンズは、通常のコンパクトデジタルカメラ用ハウジングの、外側に接続することができます





● ワイドレンズでは、ある程度近寄れる大物を狙う



・ワイドレンズは、大きいものを小さく撮るレンズなので、ぐっと近寄れる魚を撮るのに適しています

・大きい魚でも、近づけないのであれば、小さい遠景の被写体を、さらに小さく写してしまうので、意味がありません。例えば、臆病なハンマーヘッドなどは不向きです

・ワイドレンズで狙える被写体(逃げない生き物)
-大人しい大物(ナポレオン、ジンベエザメ、ネコザメ、マンボウ、マンタ)
-群れ系
-サンゴ
-地形(洞窟など

・広角なので、背景をきれいに写しこむ場合に有効です
-大きめのクマノミとイソギンチャク(トウアカクマノミなど)
-サンゴに群れるスズメダイ



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ブラックフィンバラクーダ(2011年パラオ ブルーコーナーにて撮影)





● ワイドレンズは、水中で着脱可能



・コンパクトデジタルカメラに着けるワイドレンズは、水中で着脱可能です

・大物や群れがいないときは、基本は外しておいて、必要なときに装着するようにします

・なくさないように気をつけなければなりません。外部ストロボのアームに、ワイドレンズを装着しておくアクセサリーも売っているので、おススメです

・ちなみに、私はワイドレンズを使わないときは、水底に置いていましたが、見事にこの前紛失しました(苦笑)絶対アームにつけるようにした方がよいです




● ハウジングに取り付ける方法は、お店で確認



・お持ちのハウジングによって、取り付け方は異なります

・多くの場合、「マウントベース」と呼ばれる、取り付け用のアダプターもあわせて買う必要があります

・ハウジングによっては、直接装着できるレンズもあるので、お店に聞いてみましょう




● ワイドレンズの選び方は画角で



・レンズは「画角」で選びます。品質に差はありますが、まずはそこまでこだわらなくてOKです

・画角が広いければ広いだけ、大きい被写体を小さく写すことができ、背景も広く写りこみます

・フィッシュアイレンズは、画角が広すぎて、よほど近寄らない限りよい写真を撮れないので、まずは通常のワイドレンズを買うことをお勧めします

・フィッシュアイを付けるなら、外部ストロボが2灯ないと、地味な写真になってしまいますし、初心者むけではありません

・価格は2.5万円~4万円くらいでしょうか

小さい生物を撮るレンズ「クローズアップレンズ」

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コールマンシュリンプ(2011年アニラオにて撮影)




● クローズアップレンズとは、虫眼鏡のこと



・クローズアップレンズとは、ハウジングのレンズに追加で取り付ける「虫眼鏡」のことです

・肉眼では確認できないような、小さい生き物を撮影することができます

・ガイドさんに見つけてもらったけど、小さすぎてなんかよく分からない、といった生物も、クローズアップレンズさえあれば、綺麗に撮ることができます

・例えば体長1~2センチのピグミーシーホースなど、肉眼ではよく分からないものをばっちり撮れます

・他には、カエルアンコウの目だけドアップで撮るといった、楽しみ方もできます

・クローズアップレンズで近いものを撮ると、背景がかなりぼやけていい感じになるのも特長です




● クローズアップレンズは、逃げない生き物しか撮れない



・虫眼鏡なので、近いものは撮れますが、逆に遠いものはピントが合わず、撮れなくなります

・よく、マクロ生物を撮るレンズと勘違いされますが、共生ハゼなどの撮影には不向きです

・クローズアップレンズで狙える生き物(逃げない生き物)
-エビ
-カニ
-ウミウシ
-タツノオトシゴ
-カエルアンコウ
-動かない幼魚(イロブダイの幼魚など)
-穴に入っているギンポ類
-大人しいベニハゼ


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イロブダイの幼魚(2011年伊豆大島にて撮影)





● クローズアップレンズは、水中で着脱可能



・コンパクトデジタルカメラに着けるクローズアップレンズは、水中で着脱可能です

・エビカニなど動かない生き物としか撮れないので、基本は外しておいて、必要なときに装着するようにします

・なくさないように気をつけなければなりません。私はBCのポケットに入れています




● ハウジングに取り付ける方法は、お店で確認



・お持ちのハウジングによって、取り付け方は異なります

・多くの場合、「マウントベース」と呼ばれる、取り付け用のアダプターもあわせて買う必要があります

・少し小さめのクローズアップレンズを購入し、ビニールテープを巻いて調整して差し込むという荒技もあります
(実際、私はこのやり方ですが、万一できなかった場合に、レンズが無駄になるので、必ず詳しい人に聞いてからやるようにしてください)




● クローズアップレンズの選び方は倍率で



・レンズは「倍率」で選びます。品質に差はありますが、まずはそこまでこだわらなくてOKです

・倍率が高ければ、ほんとに小さい生き物でも撮影できます

・本当に小さい生き物を取りたい人は、クローズアップレンズを2枚、3枚と重ねて使っているケースもあります(ネジで重ねられるようになっている)

・初めて買うのであれば、せっかくので倍率の高いものをおススメします。何もつけないのと差ががあったほうがいいですよね

・価格は1~2万円くらいでしょうか

初心者ダイビング カメラの選び方



● 水中で写真を撮るには「デジカメ」と「ハウジング(箱)」が必要



・水中で写真を撮るためには、「デジカメ」と「ハウジング(箱)」が最低限必要です

・デジカメは、あなたが持っているものでも、ハウジング(箱)さえ発売されていれば、そのまま水中に持っていくことができます

・ただし、古いカメラの場合、ハウジングの製造が中止されていたり、そもそも発売されていなかったりするので、カメラごと買い換える必要が出てきます

・まずはamazonなどで、「お持ちのカメラ名 ハウジング」のように検索してみましょう。あればまずはそれを買って始めてみるのがもっともお手軽です




● 初心者のハウジング(箱)は「純正」がオススメ



・ハウジングには、「純正」と「非純正」の2種類があります

・「純正」とは、カメラのメーカーが公式に発売しているハウジングです

・純正品は、価格が安く、手ごろに購入できるため、初めて水中写真を撮る方にはオススメです。だいたい2万円前後でしょうか

・非純正品は、イノンやフィッシュアイといったダイビング用カメラ付属品メーカーが作っているハウジングです

・非純正だからといって粗悪品ということはなく、むしろ性能は純正品よりも高いです

・40メートル以深の深場でも撮影できたり、きれいに写真が撮れたりします

・その代わり、価格が高いのがネックになります。10万円近くします。

・水中写真を撮り始めのころは、まだそれほどハマるかも分かりませんし、慣れないうちは水没のリスクも高いので、純正品をオススメします

・ちなみに、このサイトに載っている私が撮影した写真は、全てキヤノンの純正品のハウジングで撮っています。この程度のレベルであれば、全然問題なく撮れますよ




● 一眼レフのハウジングは激高い。初心者はコンデジから



・一眼レフのハウジングは、10万~20万くらい軽くします

・初心者のうちは、一眼レフを持っていたとしても、コンパクトデジカメで始めることをオススメします

・水没のリスクもありますし、何より投資が大きすぎます

・コンパクトデジカメは、本体とハウジングの両方を購入しても、せいぜい5万円程度です

・本サイトの写真は全部コンパクトデジカメで撮っています。ある程度撮れるようになって、さらに上を目指したいと思ってから、一眼レフに切り替えるのでも全然OKだと思います

・目安としては100~300本潜ってからという感じでしょうか

・ちなみに一眼レフは、ストロボやレンズの付属品も激高いので、コンデジの方が色々小回りが利きます




● コンパクトデジタルカメラの選び方



・普通の人は、陸上でもカメラを使うことになると思いますので、普通にカカクコムの口コミやランキングを参考にして買うとよいと思います

・水中写真撮影の観点からは、以下の3つだけ注意すればよいかと思います。別に気にしなくても大丈夫なレベルですが

1)メーカー純正のハウジングが発売されているか?

2)シャッター速度を変えられるか?(動きが速い魚も撮りやすい)

3)F値が小さい(数値が小さい方が、暗い海の中でも明るく取れるレンズということです)

・他にもハウジングの使い勝手や、拡張性の高さも挙げられますが、これらは使い慣れて初めて実感するものなので、まずは上の3つだけ重視すれば良いと思います。

・あとは5メートル防水、10メートル防水などのカメラもあるので、不安な方にはよいかと思います。ただダイビングは20~30メートル以上潜ることも頻繁にあるので、正直気休め程度だとは思います




● 手軽に始めるなら中古もあり



・Yahoo!オークションなどを覗くと、カメラ本体とハウジングのセットで、1~2万円くらいの中古品がよく出回っています

・あまり古すぎない型で、かつ状態が良ければ、買っても良いと思います

・やはり最初から投資しすぎると後に引けないので、まずは軽い気持ちで始めるのが良いかと思います

・ただ、悪質な商品に引っかからないようにしたいところです。可能なら以下の質問をぶつけてみると良いかと思います。

1)1回でも水没していないか?

2)レンズ側に傷がないか?(傷が写真に写りこんでしまう)

3)Oリングに傷がないか?(水没の原因になる)

4)押しにくいボタンがないか?(塩がたまってシャッターが押せないことがよくある)




● ズバリおすすめのカメラは?



・今、お金に余裕があるならキヤノンの「PowerShot G16」がオススメです

・このカメラは、F1.8、拡大してもF2.8という化け物の様に明るいレンズを持ったカメラです

・シャッター速度も変更可能で、純正ハウジングも売られています

・ネックは少し価格が高いことと、サイズが大きいことです。ただ今なら完全にオススメですね

・ちなみにキヤノンはD30やD20など新しい機種も出していますが、レンズが全然明るくなく、オススメではありません

・D30はハウジングなしで25メートル防水ですが、25メートルより深く行くことなんて、いくらでもありますし、それ以上行って水没されては困りモノです。写真のクオリティよりも、節約を優先したいのならありですね


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