水中写真撮影テクニック集

オススメのダイビング用カメラ2015年1月版ランキング
最新のダイビング用カメラから、特にオススメのカメラをご紹介します。今一番オススメのカメラはキヤノンの「PowerShot G16」です。圧倒的に明るいレンズが特長で、当然シャッター速度を変えることもできるカメラです。    
初心者ダイビングカメラの選び方
初めてのダイビング用カメラをお探しの方に、基本的な選び方をご紹介します。ダイビングにカメラを持って行くには、カメラ本体と、ハウジング(箱)が必要です。ダイビング初心者の方は、まずはコンパクトデジタルカメラからスタートするのをオススメします。


水中写真撮影の「きほん」技
水中写真撮影の初心者の方が、最初に覚えるべき基礎スキルをまとめました。きれいな写真を撮るためには、小手先のテクニックよりも、ダイビングスキルや、魚の生態に詳しくなることが必要です。しかし、最低限押さえておかなければならないテクニックもありますので、それらをまとめました。
共生ハゼ写真の撮り方
水中写真撮影の基礎を学ぶ上で、共生ハゼはとても良い練習台だと思います。近寄り方、ピントの合わせ方、シャッターを押すタイミングなど、ハゼを極めれば他の魚にもかなり応用が効くと思います。    


「水中写真撮影テクニック集」カテゴリの記事一覧

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ヤドカリ 写真の撮り方

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フチドリワモンヤドカリ(2015年伊豆大島にて撮影)




● まず安定した場所に置く



・自然な状況でヤドカリの写真を撮るのはほぼ不可能です

・少し可哀想ですが、安定した場所に持ち運んで、そこに配置するとうまく撮影できます

・安定した場所としては、平らな岩、砂地などがオススメです

・余力があれば、背景が綺麗な場所を選んでください。黒抜きできるか、きれいなボヤけ背景にできれば最高です




● 起き上がるまで待つ



・ヤドカリが出てきて起き上がるまでひたすら待ちます

・種類によっては、10分くらい出てこない子もいるので、根気が必要です

・出てくるときにカメラ側を向くように、置き方を調整する必要があります




● 目にピントを合わせる



・オートフォーカスでも良いのですが、目にピントを合わせるのは、なかなか骨が折れます

・背負ってる貝や、手足にピントがとられてしまうためです

・マニュアルフォーカスに自信があれば、そっちのほうが安定した写真が撮れるでしょう

・チャンスはなんどでも有りますが、起き上がるまでに時間が掛かる個体の場合、チャレンジ回数は限られます

・フォーカスを変えながら、連写しまくるのもひとつの手と言えます




● 起き上がった瞬間にシャッターを切る



・ヤドカリのシャッターチャンスは意外に一瞬です

・貝を背負ってしまうと、カラダがあまり写らないためです

・カラダを出して、よっこらしょと貝を背負うその瞬間が狙い目なのです


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ソフトコーラル 写真の撮り方

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ソフトコーラル(2015年伊豆大島にて撮影)




● どんなに濁った海でも楽しめるソフトコーラル撮影



・ダイビングでは多くの人にスルーされがちのソフトコーラルですが、ちゃんと撮るとむちゃくちゃ綺麗です!

・地上の花の写真が好きな人なら、絶対ハマると思います

・しかも、どんな濁った海でも、接写なら関係ありませんし、居なくなることもありません

・さらに、動きもしないので練習に最適です。時間もかからないので、普通のツアー形式のダイビングをしながらでも撮影できます笑

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ソフトコーラル(2015年伊豆大島にて撮影)





● まずは撮影してみる!



・どのソフトコーラルが綺麗かは、実際のところ撮影してみなければわかりません

・とりあえずソフトコーラルを見つけたら、近づいて接写してみましょう!

・近寄り方が足りないと、結構ざんねんな写真になります。可能な限りちかづきましょう

・近づけば背景もボケやすくなりますし、一石二鳥です




● ホワイトバランスや絞りの調整で色々遊べる



・とにかく動かないですし、いくらでも近づけるので、色々な設定を楽しめます

・ホワイトバランスを極端にくずしてみると、青っぽい感じで面白い写真になります

・絞りを暗めにすれば、黒ぬきできて楽しいです(接写なので、被写体には光があたりますし)

・あとは切り取り方も色々楽しめます。そこはセンスなので、まずは色々撮影してみて、あとで取捨選択ですね

魚の一部だけアップで撮影する

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カエルアンコウの目(2014年フィリピンのアニラオにて撮影)




● 「目」「しっぽ」「顔」などだけ切り取る



・全身を撮影するのも良いですが、被写体の一部だけを切り取るのも楽しいです

・マクロレンズをつけていて、大きめの被写体に遭遇した時にもお勧めです

・「目」はどんな魚でも迫力があるので、接写すると面白いです

・全身で撮影すると地味だけど、「しっぽ」だけきれいな魚なども、切り取り撮影がお勧めです




● 動かない被写体から始める



・カエルアンコウ、カサゴ、ワニゴチ、ウミウシなど、ほとんど動かない被写体から試すとよいでしょう

・オイランヨウジのしっぽ、ヤッコダイ・ハナダイのヒレなどもきれいですが、動きが速いので、最初はまず連写する感じが良いと重います

背景にウニを入れた水中写真

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ガンガゼを背景に入れたキンギョハナダイ(大瀬崎2015年)




● 背景にウニを入れる魅力



・ウニ(ガンガゼ)は、普通に撮影するとむしろ汚い黒いトゲトゲにすぎません

・しかし、ウニの中央部には、青や黄色の模様があり、うまくぼかすと非常にきれいな背景になります

・このウニを背景に入れる撮影テクニックを、ダイバー業界では「ガンメル(ガンガゼ+メルヘン風写真)と呼ぶらしいです



● 単焦点マクロレンズでF値をMAX明るくする



・まず背景をうんとぼかさなければならないため、コンデジではほぼ不可能です。むちゃくちゃ寄れればなんとかなりますが、ウニに身を隠しているような臆病な魚に近寄るのは至難の業です

・一眼レフやミラーレスに単焦点マクロレンズを付けて挑みます。F値は自分が扱えるレベルでMAXに明るくして下さい。上の写真は、ミラーレス50ミリ単焦点レンズで、F2.8で撮影しました



● まずウニと魚のセットを探す



・まずはウニと魚が一緒にいる場所を探します

・とりあえずウニがいっぱいあるところをひたすら探してもOKです

・オススメの被写体は、背景が黒っぽくなることを考慮して、オレンジや赤の魚が良いかと思います



● ゆっくり近寄って撮影する



・焦って近づくと、魚がウニの中や、岩陰に隠れてしまいます

・遠くからゆっくりゆっくり近づいて、魚が逃げないようにします

・背景にウニの青や黄色の部分が入るように、自分から動くことも必要です

・最初はすぐに魚が逃げてしまったりすると思うので、無数にいる被写体を狙ったほうが良いかと思います。上のキンギョハナダイは、そこら中にいるので、もしダメでも次の個体にうつればOKです

ダイビング カメラでのISO感度・絞り・シャッター速度の目安



● ISO感度はストロボありで200が目安



・ダイビングでは多くの場合、ストロボありで撮影します。この場合、ISO感度は200程度で十分ですし、160くらいにしても十分だと思います

・一方、ストロボ無しで、ワイド撮影や、あえて青っぽく撮るということであれば、ISO感度はかなり上げても面白いかもしれません。この上限はカメラの性能にもよりますが、コンデジなら400~800、ミラーレス以上なら1000以上にしても画質はそれほど落ちないと思います。




● 絞りはF8から始める



・本当に目安に過ぎませんが、初めはF8くらいから撮影するとうまくいくと思います

・初めて撮影する魚や、よく動く魚の場合、ピント合わせが難しいので、F8くらいで狙った方が良いでしょう

・無理して明るくF2くらいで撮っても、それほど被写界深度は稼げません。むしろぼけぼけの写真を量産してしまいます。被写界深度を稼ぎたいなら、魚に近寄ることに集中したほうがよっぽど有効です

・絞りを開放するメリットは、全体的に明るく、ふわっとした感じに仕上がることです。カチッと撮りたいならF8、ふわっと撮りたいならF2、という感じです

・まずピントをあわせるだけなら、F8でOKです。慣れてきたら、徐々にF値を上げていって、いろんな雰囲気の写真にしあげてみるとよいでしょう




● シャッター速度は黒抜きしたいなら速く



・シャッター速度は、絞り次第なので、それほどいじらなくても良いことが多いです

・ただ背景を黒抜きしたいときは、うんとシャッター速度を上げてみるとうまくいきます

・画面全体が暗くなりすぎることもあるので、状況に応じて色々ためしてみることをおすすめします

水中写真のISO感度はどのくらいが良い?



● ISO感度とは?



・ISO感度とは、カメラが光を感じる感度の良さです

・ISO感度を高くすると、暗い所でも、少ない光をゲットしてくれるので、手ブレせずに撮影できます

・ただ一方でこのISO感度を高くし過ぎると、ノイズが目立ってしまうので、上げ過ぎは禁物です




● フラッシュ発光するなら160前後



・発光(フラッシュを炊く)なら、ISO感度を高くする必要はありません

・というのも、光が十分あるなら感度を高める必要はないのです

・動かない魚で、体をしっかり固定できるなら、手ブレもしないので100くらいでもOKです

・逆に200くらいまでISO感度を上げても大丈夫です

・初めて撮る魚や、一発勝負の時は、無難に160~200くらいにしておけば良いと思います




● フラッシュ発光しないなら300くらいまで



・水中写真で発光させないシチュエーションは、初心者のうちはそれほど多くないかもしれません

・例えば、下から煽ってマンタのシルエットを撮影したり、ライトだけで幻想的な写真に仕上げたり、明るい海の水深の浅いところであえて少しブレさせたりなど、発行させないで楽しむ水中写真はいろいろあります

・こういう時は、ISO感度を300くらいに設定した方が、手ブレしすぎず安心して撮影することが出います




● コンデジなら低めのISO感度がオススメ



・一眼レフなら、ISO感度を1000とかにしても、それほど気になりません

・しかしコンデジでISO感度を上げ過ぎると、画質がとても悪くなってしまいます

・コンデジなら、200くらいまでがオススメです

・それで手ブレするようなら、中性浮力と、体の固定をがんばるしかないですね

・シャッター速度を上げるという方法もありますね

水中写真の背景をぼかすには?

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クロメガネスズメダイ(サイパン2013年)




● とにかく近寄ることが一番大事



・背景をぼかしたいなら、一番効果的なのは被写体に近寄ることです

・上の写真は、スズメダイとの距離が30センチ以内にまで迫っています

・もちろん絞りを開放したり、良いカメラを使うなども有効ですが、近寄れないことには良い写真を撮れないです

・細かい設定や、レンズなど気にせず、ダイビング技術と魚の知識を身につけ、近づくことを努力すべき




● 絞りを明るくすると少しぼけやすくなる



・絞りを明るくする(F値を低くする)と、背景がぼけやすくなります

・ただ当然、近寄るよりもボケ度合いは弱まります

・あと無闇矢鱈に絞りを明るくすると、そもそもピントが合いづらくなるため、スズメダイやハナダイのような速い魚はシャッターチャンスを逃してしまいます

・絞りを触る目的は、ボカしたい時よりも、全体に明るくふわっと取りたいときに切り替えることです

・初めて撮る魚や、一発勝負の深場であれば、絞りは5~8くらいで無難に勝負したほうがよいでしょう

・あとはとにかく近寄ることに集中して下さい




● 一眼レフカメラとマクロレンズは有効



・一眼レフにマクロレンズを付ければ、かなりボケやすくなります。コンデジとは全く違います

・ただこれも一眼レフ買えば、即座にボケるかというとそうではありません

・あくまで近くに寄れなくては、良い写真は撮れないのです




● ボカせば良いというものではない



・最後に、とにかく背景をぼかせば良いと思っている人にアドバイスです

・自分も以前はそうでしたが、とにかく近寄ってボカせばいいんだろ?と思ってました

・しかし、背景が岩場だったり、魚の色と似た色の背景だったりすると、いくらぼかして背景を整理した所で、さっぱりきれいな絵にはなりません

・ボカす以上に、どこを背景として切り取るかに意識を配る方がはるかに重要です

・上の写真も、洞窟にいることが多いスズメダイですが、白い砂地を背景にできそうな個体をひたすら探した結果出会った子です

水中モードはNG?



● 水中モードはシュノーケルモード



・ダイビングでのカメラ設定で「水中モード」に設定している人も多いかと思います

・しかし、多くのメーカーの水中モードは、主にシュノーケル程度の水深を想定した設定です

・そのため、暗くなる水深や、ストロボ発行を前提にした設定ではなく、上手く撮れないことがあります




● 発光するならむしろ「晴れモード」



・水中のマクロ撮影であれば、ほとんど強制発光で撮るかと思います

・強制発光であれば、光量はかなり多いので、「晴れモード」か、暗いなら「曇りモード」くらいが最適になります

・水中モードは、発光なしで水深3メートル以内で撮る設定のことが多いので、決して最適とはいえません




● 色々試してみよう。メーカーごとにバラバラなので



・メーカーによっては、ダイビングを想定している機種もあります

・なので、同じ状況で、設定を変えて撮影してみるのが一番です

・あとから、どちらが自分のイメージに近いを見てみましょう

・一番ダメなのが、何も考えず、とりあえず水中モードで撮っていることです


RAW画像の設定とは?



● RAW画像とは、撮影したままを保存する「高画質」設定



・RAW画像とは、デジカメで「超高画質」で撮影する設定のことです

・RAWとは英語で「ナマ」ということですので、撮影したままを保存するという形式ですね

・ある程度の高機能なカメラであれば、使うことができます




● RAWで撮影しないと、カメラが勝手に画像処理してしまう



・RAW以外の設定で撮影した場合、カメラが自動で、色や画質を調整しています

・ホワイトバランスなどは、ありのままの写真を、現像前にカメラ側で色を変える機能ですね

・そのため、ナマの画像から、自分で思い通りの画像処理をしたいのであれば、RAWの方が良いでしょう




● クオリティの高い画像処理をしたいならRAWがオススメ



・ここまでお伝えした通り、撮影後の画像処理をカメラに任せず、自分で思い通りに調整したいなら、RAWが最適です

・ちなみに、画像処理していないRAW画像は、なかなか綺麗になりません

・世の中に、自動だろうが手動だろうが、画像処理していない写真はないのです

・ここまで良いことばかりお話してきたRAW画像ですが、実は良いことばかりではありません




● RAWのデメリット1「ファイルが重すぎ」



・画像のファイルが大変重たいです

・SDカードに保存できる量がかなり減るので、大容量SDメモリを使用しなければなりません

・またパソコンに保存しておくにも重たいので、かなりやっかいなファイル形式です




● RAWのデメリット2「画像の加工が面倒」



・RAWは、RAWのまま画像処理しなければ意味がありません

・RAWの画像処理ができるソフトは限られており、メーカーが出しているソフトしか使えないこともしばしばあります

・こうなると使い慣れたソフトを使用できず、結構面倒だったりします

・JPEGにしてしまえば使いやすいのですが、一度JPEGに変換してから画像処理するのであれば、RAWで撮る意味は全くありません




● RAWのデメリット3「ファイルを閲覧するのが面倒」



・RAWは、カメラのメーカーによって、ファイル形式が異なります

・そのため、キヤノンで撮影した画像は、キヤノンのソフトでしか閲覧できないといったことがよく起こります

・友人に気軽に写真を送りたいと思っても、RAWのまま送ってしまっては見ることができないといったことが起こります。重いため迷惑でもありますね




● 本当にこだわる人以外は、RAWでなくてもOK



・ここまでメリットもデメリットもお話しましたが、私のオススメとし、セミプロレベルまでいってないのであれば、RAWを使う意味はありません

・カメラ側で自動処理したあとのJPEGから、追加で画像処理してもそれなりにきれいな写真に仕上がります

・まずは自分で試しに撮ってみて、それからどちらにするか決めると良いかと思います!

洞窟ダイビング 写真の撮り方

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グロット(2013年サイパンのグロットにて撮影)




● カメラはストロボを切り、ISO感度を高める



・洞窟は多くの場合、そこそこ広いため、ストロボをたいたところで、洞窟全体を明るく照らすことはできません

・そのため、ストロボを切り、洞窟外から入ってくる自然光と、洞窟内とを対比するようなシルエット写真を撮るのが王道です

・光の量がかなり少なくなるので、ISO感度を高めに設定するのも有効です。カメラにもよりますが、通常160くらいにしているのを400くらいにしても良いのではないでしょうか(ストロボ撮影では、ISO感度が高すぎると上手く撮影できません)




● 体を固定し、可能なら着底する



・上述の通り、洞窟の撮影は、基本はストロボを使わないシルエット撮影になります

・そのため、光の量が少なくなりがちで、ちょっとした手ブレが目立ってしまいます

・撮影するまえに、必ず着底し、BCのエアを抜いて、体を固定しましょう。ウェットスーツなら、岩などを股で挟むのも有効です


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グロット(2013年サイパンのグロットにて撮影)




● 光と陰のギャップが出るような構図にする



・一番明るい場所と、一番暗い場所の差が大きいように画面を切り取ります

・多くの場合、洞窟の出入口を、下から見上げるように撮影すれば、外から入る光の量が最大化されます

・このとき、地形の形が面白いポイントであれば、そこも上手く入れるようにしたいですね




● 可能ならダイバーも入れる



・特に地形の形がそれほどおもしろくない場合などは、単調な写真になりがちです

・そこで、ダイバーを入れて、写真に動きを出します

・ストロボをたかないため、ダイバーも黒くシルエットとして映ります。ですので、光の強い場所が背景になるように、ダイバーを動かすか、自分が移動します

・まれに洞窟の出入口付近に魚の群れがいることもあるので、それらをシルエットで入れられれば最高ですね

意外に知らない「水中ストロボ」の設定



● 意外に知らない外付けストロボの設定



・今までちゃんと考えずに、適当にストロボを使ってきましたが、最近、間違って使っていることに気づきました

・今日は、主にストロボの背面パネルの操作について、ご紹介したいと思います

・例として、多くのダイバーが使っているINON社のS-2000を例にとりたいと思います。ほかのストロボもだいたい同じだと思います。




● 背面パネルの「STTL」と「M」の違い


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・上の画像は、S-2000の背面操作パネルの図です

・このうち、まず説明したいのが、左端のスイッチです。「OFF>STTL>M」となっています

・私は、家電を買っても、マニュアルを読まない性格なので、なんとなく「OFFと反対の方に動かしておけば、強いんじゃない?」くらいの気持ちで、常に「M」を使っていました

・しかし冷静に考えて、この「M」とはマニュアルのことです。カメラやストロボの自動補正を使わず、自分で光量を決めるという設定です

・一方で、「STTL」はストロボが、いい感じに光量を決めてくれる、半オートモードです

・これらを適宜使い分けたほうが、綺麗な写真が撮れるというわけです




● 基本は「STTL」、被写体が小さい時や背景ない時は「M」



・イノンの公式サイトによれば、基本はSTTLがオススメとのことでした

・STTLは、ストロボ発光前に、プレ発光を行い、反射してきた光の量で、被写体までの距離を測り、適切な光量にする仕組みらしいです(すごいですね!)

・ですので、極端に明るい、極端に暗いイメージを実現したいとかでなければ、STTLがオススメです。水中写真は、ほかにも色々設定することが多いので、ストロボくらい自動にしておきたいですよね

・一方で、STTLがうまく効かないこともあるようです。それは、プレ発光がちゃんと反射してこないケースです

・被写体が小さいうえ、背景もない場合、光が反射しないため、「M」を使うべきシーンといえます




● 光量ダイヤルは「M」と「STTL」で目盛が違う


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・S-2000背面パネルの中央にあるダイヤルが、光量を調節するものです

・光量調節は、「M」でも「STTL」でも可能です

・ここで注意が必要なのが、ダイヤルの目盛のうち「黄色=STTL」「水色=M」ということです

・私はこれを知らず、「M」を使っていたのに、ずっと「黄色」の目盛を見ていました。今までよくこれで写真を撮れていたものです(苦笑)

・「STTL」は自動で光量を調整しますが、それでもやや明るめに撮りたいとか、暗めに撮りたいとかってことはあると思うので、ここで調整します。「A」が明るめ、「B」が普通、「C」が暗めです。このくらい調整できるので、普段はSTTLで十分というわけです

・「M」はかなり幅広く調整可能です。「FULL」にすると相当明るいですし、電池もかなり食ってる印象があります

・ここから先は、色々ご自身で撮影して試してみるしかないですね!




● 右端のくぼみは気にしない。便利機能です



・右端のくぼみは「アドバンスドキャンセル回路」という大層な名前の機能です

・結論から言うと、何もしなければ、この便利機能を使えている状態にあるので、気にしなくてOKです

・この機能のメリットは、カメラの電池節約と、ストロボ待ち時間の短縮ができることです

・カメラ本体のストロボの光は、外に漏れないようになっているので、被写体との距離が分からず、常にフルで発光してしまい、電池が無駄です

・そこで、ストロボ側が、カメラ本体に気を使った感じでプレ発光することで、カメラ本体にも被写体との距離を教えてあげます

・これによって、カメラ本体が、無駄に発光しなくなり、電池が節約され、さらに発光と発光のあいだの待ち時間も短くなるというわけです

・この機能をオフにすることもできるのですが、普通に光ファイバーでつないでいる設定の場合、何も気にせず、買ったままにしておけばOKです

・もしこの機能を止めたい場合は、このくぼみに付属のマグネットを差し込みます




● 拡散板は、マクロ撮影の時「外す」



・今度は、ストロボ前面の話です

・拡散板をつけっぱなしにしている人が多いのではないでしょうか?私もつけっぱなしにしてました

・しかし「拡散」というだけあって、光は広いエリアに散ります

・被写体が大きい時や、ワイド写真の時は良いですが、マクロ撮影の時はむしろ邪魔です

・被写体以外の背景に光があたって被写体が目立たなくなったり、ゴミが不必要に写りこんだりします

・取り外しを行う場合は、必ず本体とつなげる「糸」につないで、なくさないようにしましょう


以上です。

イノンさんのサイトにも詳しく書いてあるので、一度見てみると勉強になりますよ!


マリンダイビング 地球の海フォトコンテスト2013

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自由部門で入賞した大瀬崎先端のハナダイたち


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地球環境部門で入賞したアニラオのフグ




● コンテストの概要



・毎年マリンダイビングさんが主催しているフォトコンテストです

・入選した作品は、池袋サンシャインシティに展示され、雑誌にも載ります

・かなりの点数が入賞するので、応募してみると自信がつきます。初心者枠もかなり多いので、最近写真を始めた人にもオススメです

・ただ、応募の手続きが大変手間なので、そこだけが難点です。ウェブで応募したいところですね




● 自分の作品について



・地球環境部門と自由部門でそれぞれ1作品ずつ入選しました。3つだしたので2/3ですね

・地球環境部門は、アニラオで撮影したフグのツーショット。非常に珍しいシーンに出くわしたのでラッキーでした

・自由部門は、大瀬崎の先端で、アカオビハナダイとキンギョハナダイの写真です。地味に、ホカケハナダイと、フタイロハナゴイも入っているのが気に入っています笑


ダイブネット×新江ノ島水族館共催 稚魚写真コンテスト 佳作

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新江ノ島水族館に飾って頂きました!


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他の入賞作品もたくさん





● コンテストの概要



・稚魚をテーマにしたコンテストで、Facebook上から簡単に応募できました

・ダイブネットさんのアカウントを、Facebookで「いいね」しておくと、定期的にフォトコンのお知らせが見られますので、要チェックです

・ダイブネットさんでは、これからも定期的にフォトコンテストをされるそうなので、腕試しにオススメです




● 自分の作品について



・「佳作」をいただきました、チョウチョウコショウダイの幼魚です

・大人は、黒ずんでしまってあまり可愛くないのですが、幼魚はとても綺麗で印象的です

・追いかけ回すと、全身をヒラヒラさせて逃げまわるので、とても撮りづらい被写体です

・コンデジでは、かなり厳しい戦いを強いられましたが、時間をかけて粘りました笑

・ゴミが結構映り込んでしまったのが残念ですが、自分の技術ではこれくらいが限界だと思います笑

・載せていただいた作品は、個人的にはあんまり自信作とは言えないものでしたが、えのすいに自分の写真が飾ってあるというので、なんとも嬉しい気持ちになりました

・賞をくださった、ダイブネットさんありがとうございました!

水中デジカメの水没を防ぐには? ~ お手入れの知識



● 水没を防ぐには「お手入れ」が不可欠



・お手入れをサボっていると、結構あっさり水没してしまいます。自分とは関係ない話と思って油断していると、大切なカメラもハウジングも駄目にしてしまうのです

・カメラは勿論、それまでに撮ったメモリーまで消えてしまうとなると、泣きそうですよね

・また、ハウジングの劣化によって、ボタンが押せなくなってしまうということもよく聞きます

・ダイビングで、デジカメを長持ちさせるための、正しいお手入れ方法をご説明します




●STEP1. 風の少ない乾燥した室内でセッティングする



・まず最初に、カメラをセッティングする際の場所が重要です

・風の少ない屋内でセッティングしましょう。誇りっぽい場所だと、ゴミを取った先から、ゴミが付いてしまいます。(風がなければ屋外でも大丈夫です)

・できれば、Oリングなどに付いたゴミが見えやすい、明るい部屋が望ましいです

・また、水没とは関係ありませんが、湿気の高い場所でセッティングすると、カメラ内の結露が発生しやすくなりますので気をつけてください。熱帯地域では、冷房の効いた部屋で準備しましょう




●STEP2. Oリングと、ハウジングの溝からゴミを取る



・水没の一番の原因は、Oリング付近のゴミです。Oリングは、劣化防止のためにグリスを塗っているため、ゴミがつきやすく、注意が必要です

・まずハウジング側の、Oリングが入る溝をメンボウ等で掃除しましょう。ゴミがなくなるまで、何度か拭いてください

・次に、Oリングについているゴミを取り除きます

・Oリングは、毎回取り外して、ゴミが付いていないか確認します。本当に小さなものであれば大丈夫ですが、髪の毛などは特に危険なので、よく見ましょう

・コツは明るい場所で、落ち着いて見る事です。案外、内側(裏側)にゴミが付いていたりするので気をつけましょう

・ティッシュやタオルなどでゴミを取ると、逆にほこりがつくのでオススメできません。指か、メガネ拭きのような素材で取ります

・また、爪を立ててOリングを傷つけてしまうと、これも水没の原因になります。注意してください




●STEP3. ダイビング前に必ず水没チェックする



・カメラを入れて、セッティングを完了したら、必ず水没チェックをしましょう

・真水を汲んでいる水槽がどこかにありますので、その中にカメラを入れて、水没していないかどうかを確認します

・いきなり、じゃぼーんと付けると、水没する可能性があるので、ゆっくり付けています

・全体が沈んで、気泡が出ないのを確認したら、軽く左右に振って、溝に付いた気泡を取り除きます

・その後、気泡が出てこないようであれば、準備OKです




●STEP4. ダイビング中は、カメラを手放さない



・水没の第2の原因は、水中で何かにぶつけることです。ぶつけた衝撃で、ふたが開いてしまい、水が入り込みます

・水中カメラ初心者に多いのですが、カメラを紐などで腕に通しているのは良いのですが、カメラ本体は手放しでぶらんぶらんになってしまっています。これでは、岩などにぶつかる危険性が極めて高いです

・カメラを紐で腕に付けていたとしても、必ずカメラは手で握るようにしてください

・手は自由にしておきたいという方であれば、紐の長さを短くして、BCの肩などにつけましょう

・ダイビングショップには、固定電話の受話器のコードのような、伸縮自在のコードを売っていますので、それをカメラに取り付けて、肩などにつけるのも有効です

・あと、エントリー、エグジットは、色々あわただしくしているので、岩にぶつけるリスクが高い点にも注意しましょう。バックロールでエントリーする際など、カメラをぶらんぶらんしていると、色々なところにぶつけたりするリスクが高まります




●STEP5. ダイビング後は、真水で塩抜き



・ダイビングから上がったら、まずは真水の水槽に入れて塩抜きしましょう

・真水の中で、全ボタンを4~5回ずつ押して、ボタンの隙間に入った塩水も洗い流します。このとき、あまり念入りに押し過ぎると、ボタンの劣化を招き、逆に水没するリスクがあるので気をつけてください。何事もやりすぎは禁物です

・そのまま可能なら30分~1時間は、真水に入れておきたいです

・この作業を怠ると、水没ではありませんが、ボタンが塩がみしてしまい、押しづらくなります(特に純正ハウジングはすぐだめになりますね。。偏見かもしれませんが)




●STEP6. ハウジングを乾かす。タオルで拭いてもOK



・塩抜きが終わったら、ハウジングを乾かします

・タオルで拭いてもOKですが、レンズ面を傷つけないように気をつけてください

・完全に、水が切れたことを確認して、次の工程にうつります




●STEP7. Oリングをはずす。グリスは半年に1回でOK



・Oリングは必ず毎回はずしてください

・連続で毎日潜る場合は付けっぱなしでも良いですが、常に同じ形でハウジングに引っ張られていると、Oリングが伸びてしまうので、これも水没の原因になります

・取り外したOリングは、ほこりが付かないように、ジップロックなどのビニール袋に入れておきましょう

・ハウジングも、ほこりが入らないように、ふたを閉じてしまいます

・Oリングのグリスは、毎回塗る必要はありません。半年に1回程度、ゴム劣化を防止するために、適量塗ればOKです。塗りすぎると、逆にゴミが付きやすくなり、水没の原因になります

・また余談ですが、ハウジングにOリングを付けっぱなしで飛行機に乗ると、ハウジングが壊れる危険があります。ハウジングは、外部からの水圧には強くできていますが、内部からの圧力には弱いため、密閉された状態で気圧を下げると、壊れるリスクがあります




●STEP8. 外部ストロボなどのパーツは分解して塩抜き、乾燥



・外部ストロボなどを使っている人は、もう人手間、お手入れが必要です

・ストロボなどをつなぐ金属のパーツは、家に帰ってからバラバラにして、塩抜きするのがベストです(面倒ですが)

・塩抜きした後は、しっかり自然乾燥させてください。隙間に水がたまりやすい構造になっているので、乾燥まで時間がかかります

水族館 写真撮影のコツ

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シュモクザメ(2012年海遊館の中央水槽にて撮影)




● 水族館での写真撮影も楽しい



・今日は少し番外編で、水族館での写真撮影のコツをご紹介します

・普段ダイビングしている人が、お遊びで撮影するためのコツなので、水族館での撮影を専門にしている人からすると、間違ってるかもしれません。すみません

・それでは、コツを幾つかご紹介していきます




● まず観察して、動きのパターンを覚える



・ダイビングと違い、いくらでも時間があるので、とにかくじっくり時間をかけて行動パターンを覚えます

・よく通る場所、止まる場所、撮影に適したアングルになりやすい場所などです

・特に回遊魚系は、動きのパターンが一定なので、じっくり観察しましょう

・あと、野生の生物とは行動パターンが異なる魚もいるので注意です。共生ハゼなどは、外敵がいないため、水槽中央にホバリングしていたりします笑




● ストロボを使わず、水槽内ライトをうまく使う



・ストロボは使いません。そもそも禁止されてますし、ストロボ光が水槽に反射してしまうので、いいことなしです

・水槽内には、上からのライトと、下からのライトがありますので、光源を確認しましょう

・結構しっかり光を捉えないと、ストロボなし撮影は辛いです。なぜなら、動く魚は、シャッター速度を上げて挑戦したいですが、そうなると、光がないと真っ暗な写真になってしまいます

・上の写真のように、ダイビングではありえないような、上からライティングしたような写真もとれて面白いです




● 背景の人工物を極力排除する



・できれば本物の海の中にいるように撮影したいですよね?

・一番簡単なのが、下から煽るアングルです。上の写真のように、わりと人工物を削除できます

・背景にこだわっているような水族館を選ぶのもコツですね

・マクロ撮影の方が、背景がうまくいくことが多いかもしれないです

・一眼をお持ちの方は、背景をおもいっきりぼかせば、気にならなくなるかもしれないですね




● せっかくなのでダイビングでは撮れない写真を狙う



・海の中では狙えないような、水族館ならではの写真を撮れます

・例えば、上のようなハンマーのアップは、なかなか海では撮れません

・ガーデンイールのアップとか、深海魚など、せっかくなので、普段できないようなことをして楽しみます


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ロウニンアジ(2012年海遊館の中央水槽にて撮影)





● できれば一人、または写真オタクダイバーと行く



・「水族館なんてデートスポットでしょ?」という固定観念を捨てましょう

・水族館は、写真撮影のための素晴らしいポイントです

・明確な写真撮影という目的を持って行く場所なのです。食事するという目的を達成するために、一人でご飯を食べることもあるのと同じです。胸を張って一人で行きましょう!

・デートで水槽に行って、じっくり撮ることなんてほぼ無理です。まず一つの水槽で満足行く写真を撮るまでに、観察→撮影→試行錯誤→観察→・・・と繰り返していると、いつのまにか30分くらい過ぎています。これが水槽の数だけあるはずです

・もはや早朝、オープンと同時に入って、終了と同時に出ないとダメですね




● 厚い水槽のアクリルをうまく使う



・水槽を包むアクリル(透明のガラスのようなあれです)はとても分厚いです。大型の水槽なら尚更です

・真っ直ぐ撮影すれば特に気になりませんが、少し斜めに撮影すると、結構中身が歪んで映ります

・逆にこれを活用して、魚眼っぽい撮影を撮れたりします。色々試すと面白いですよ




● おすすめの水族館



評価は、管理人の、趣味嗜好に大きく影響を受けています笑。全く参考になりませんので、あしからず。

▼葛西臨海水族園(東京)★★★★
・とにかく安い1000円以下で入れる都内の水族館はここだけでは?
・わりと空いている。撮影のうえでは重要です
・オーストラリアの雄、リーフィーシードラゴンがいる

▼エプソン 品川アクアスタジアム(東京)★★★★★
・最高です笑。
・ハナダイ水槽あります。ニラミハナダイを筆頭にやばいです
・バンガイカーディナルなどレアマクロも多数
・マンタ、トラフザメなども充実
・ただし、自分以外リア充カップルしかいません

▼東京タワー水族館(東京)★★★★
・熱帯淡水魚の種類が豊富。アフリカンシクリッドは圧巻
・ピクチャードラゴネットがいる

▼新江ノ島水族館(湘南)★★★
・深海の生物コーナーにレアなハナダイがいる
・クラゲの種類が豊富

▼池袋サンシャインシティ水族館(東京)★★
・ヘルフリッチがいる
・ウィーディーシードラゴンがいる
・ネジリンボウ、ギンガハゼがいる
・逆に言うと、それしかいない
・でも混んでる上に、リア充かっぷるがいっぱいいる

▼海遊館(大阪)★★★★
・広いので、人が多くても割りと空いている
・大物好きには最高(ジンベエ、ハンマー、マンタ)


個人的には「エプソン品川アクアスタジアム」が優勝です。

あそこまでハナダイが充実した水族館は他にありません。

普通、キンギョハナダイ、サクラダイ、スミレナガハナダイくらいはいます。

少し頑張っててもアカネハナゴイ、ケラマハナダイ、アカオビハナダイくらいです。

品川は、レスプレンデントアンティアス、フチドリハナダイ、オオテンハナゴイ、コウリンハナダイ、バートレットアンティアス、ニラミハナダイ、スクリブルドアンティアス、フトモイアンティアス、ホカケハナダイと、聞いたことないのすらたくさんいます。やばい!!

フィギュア持って潜ると楽しい!

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イカ娘のフィギュア(2012年伊豆大島の秋の浜にて撮影)




● 見飽きた海でも「フィギュア」があれば楽しい



・海のコンディションが悪かったり、運が悪かったりで、何にもいない海ってありますよね

・そういうときに、フィギュアを持ってはいるだけで、むちゃくちゃ楽しいダイビングに変わります

・お気に入りのフィギュアを用意して、「イカ娘がゆく」のようなテーマにするのも楽しいですね

・あとはワイドの構図作りの練習にもなりますよ!





● フィギュアを使った構図作り



・ソフトコーラルや、珊瑚に載せるのはかなり良い絵になります。逃げる被写体もいないので簡単です

・動かない魚と撮るのも面白いです。ポイントは、両方にピントが合い、ストロボの光が当たるような位置に、フィギュアを置くことです

・共生ハゼの、ハゼとエビを撮るイメージでやるとうまくいきます

・ポイントは、フィギュアを置いてから、一度被写体から遠ざかり、別の角度から近づくことです。こうしないと、被写体とフィギュアが等距離になりません

・この技を駆使して、時間をかければ、ハゼとフィギュアを撮ることも可能です(1回ハゼを引っ込めるので、相当時間がかかりますが、ネジリンボウくらいならいけるかもしれません)



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イカ娘とオニカサゴ(2012年伊豆大島の秋の浜にて撮影)




● 最適なフィギュアの選び方(小さい、重い、BCに取付け可)



・ある程度小さいものがオススメです。被写体との大きさの兼ね合いもありますし、何より大きいものは持ってはいるのが面倒です。5センチ程度がベストですね

・当然ですが、浮いてしまうと撮影できません。軽いフィギュアは、釣具屋さんなどでオモリを購入し、ボンドなどで取り付けましょう

・BCへの取り付けができないと、なくす危険があります。私は、金具をフィギュアに取り付けて、BCにぶら下げています。結束バンドを使えば、割と手軽に取り付け可能です

・フィギュアは秋葉原か、ECで購入できます。可能なら実物を見たほうが良いと思うので、秋葉原がオススメです。もちろん、ガンダム、動物フィギュアなど、フィギュならは何でもOKです

ピントが合いやすくなる設定 ~ 被写界深度とは?



● ピントが合いやすくなる「被写界深度」の設定とは?



・「被写界深度」とは、、写真のピントが合っているように見える被写体側の距離の範囲のことです

・写真の中でピントが合っている距離は、実は1点しかないのですが、この「被写界深度」が深いと、写真全体でピントが合っているように見えます

・逆に「被写界深度」が浅いと、ピントが合っている部分以外がぼやけて見える写真になります


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被写界深度が浅く、背景がぼやけている写真



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被写界深度が深く、写真全体でピントがあっているように見える写真





● 遠い物の方が、ピントが合いやすい



・被写体がやや遠い方が、ピントが合いやすくなります(被写界深度が深くなります)

・逆に、被写体に近づいて、クローズアップレンズを使った場合などは、一点にしかピントが合わないので、背景がぼやけた写真ができあがります(被写界深度が浅くなります)

・上の写真の例でも分かるとおり、マクロ撮影は被写体以外はぼやけており、ワイド撮影は画面全体にピントがあっているように見えます




● 絞った方が、ピントが合いやすい



・カメラの設定で絞りを強くすると、ピントが合いやすくなります(被写界深度が深くなります)

・絞りとは、カメラに取り込む光の量を調整することで、F値という値を大きくすることで、絞りが強くなります

・絞れば絞るほど、光の量が減って、暗い印象の写真になります

・ピントが合いづらい撮影環境では、絞りを強くして、ストロボを強めに当てることで、うまくいくケースがあります




● ズームしない方が、ピントが合いやすい



・カメラのズーム機能を使わず、そのまま撮ると、ピントが合いやすくなります(被写界深度が深くなります)

・逆にカメラのズーム機能を使って、拡大をすると、ピントが合いづらくなります(被写界深度が浅くなります)

・ストロボ光が届く範囲にも限界がありますし、水中ではできるだけ近づいて撮るに越したことはないですね




● 前景より背景の方が、ピントが合いやすい



・ピントが合った被写体より後ろにある、背景はピントが合いやすくなります(被写界深度が深くなります)

・逆に、ピントが合った被写体よりも前にある、前景はピントが合いづらくなります

・ペアの魚を取る場合などは、必ず手前にいる方にピントを合わせるようにします

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失敗例:ペアのうち後ろの固体にピントが合っており、前面の固体がぼけている





● まずは陸地で試してみよう!



・上記の設定を水中でいきなりつかいこなすのは難しいです

・まずは、陸地で色々設定を変えて撮影してみることで、撮影のコツをつかみます

・いつも被写界深度が深ければ良いというわけではなく、逆に被写界深度が浅い方が、背景がぼやけてかっこよい写真になるケースもあります(ピントあわせは難しいですが…)

・被写体や撮影環境に合わせて、適切な設定ができるようになりたいものです

背景を黒抜きする方法

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フタイロハナゴイyg(2012年伊豆 黄金崎ビーチにて撮影)




● 黒抜きとは?ハナダイ撮影にオススメ



・黒抜きとは、背景を真っ黒にして、被写体を浮き上がらせる撮影手法です

・ハナダイを撮るときなど、魚の色が派手な場合などに、有効な撮影方法です

・魚の色が黒っぽい場合は、逆に目立たなくなるのでお勧めしません




● カメラの絞りを強くする



・「絞り」とは、一定時間内にカメラに取り込む光の量です

・人間の目に例えると、目を細めた状態が絞った状態、目を見開いた状態が絞っていない状態です

・黒抜きするためには、思いっきり目を細めればよいわけです

・具体的なカメラの設定として、まず絞りを変えられる設定にします

・キヤノンのS90であれば、AE(絞り優先モード)に設定し、F値を上げていきます(F値とは絞りを数字化したものです)

・黒抜きするならF値は6~8くらいでしょうか。色々試してみると楽しいです!




● カメラのシャッター速度を上げる



・シャッター速度とは読んで字のごとく、シャッターを開けている時間、すなわち光を取り込んでいる時間です

・これが速ければ速いほど、光があまりカメラに入らないので、黒抜きができます

・具体的なカメラの設定として、まず絞りを変えられる設定にします

・キヤノンのS90であれば、TV(シャッター速度優先モード)に設定し、シャッター速度を上げていきます

・黒抜きするなら、1/200~1/800秒くらいの速さでも良いかと思います

・絞りとシャッター速度はセットなので、両方いじりたい場合は、M(マニュアルモード)にしましょう

・AEかTVだとどちらかがオートになります。やりやすい方を選ぶと良いかと思います。


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スミレナガハナダイ(2012年アニラオにて撮影)




● 魚と背景の距離が遠ざける



・魚と背景が離れている場合、ストロボの光が魚にしか当たらず、背景が黒くなります

・背景は、できれば黒っぽい方が良いため、黒い岩か、何もない海がオススメです

・自分が移動して、背景を何にするかを調整します

・背景ではないですが、黒抜きすると、マリンスノーがかなり目立ってしまうので、ゴミを巻き上げないように静かに近寄ると良いです




● 外付けストロボを付けて、光量を強くする



・被写体にはたっぷり光を当ててることで、背景とのコントラストが生じ、黒抜きがうまくいきます

・外付けストロボを付けて光量を増やせば、かなりきれいな写真を撮れます

・ストロボではないですが、ターゲティングライトなどを使うのもオススメです




● 画像処理ソフトで、背景と被写体の差を際立たせる



・最後に、裏技ですが、画像処理ソフトで、色を濃くすることで、魚の色は鮮やかに、背景は黒くすることが可能です

・しかし、元々の画像が、「黒抜きっぽく」写っていないとうまくいきません

・黒抜きを強化する処理だと思っていただければよいかと思います


ハナダイ 写真撮影のコツ

サクラダイ

サクラダイ(2011年伊豆の大瀬崎にて撮影)


ダイビングで、キンギョハナダイ、サクラダイなどハナダイの写真を撮るコツをご説明します。

まずはハナダイの生態を知るところからスタートです。




● ハナダイの魅力



・ハナダイは、興味のない人にとっては、殆ど区別のつかない小魚に見えるかもしれません

・しかし、一度ハマるとその魅力に取り付かれてしまう恐ろしい魚です(笑)

・図鑑を見ていただいても分かりますが、色が華やかな上に、種類も豊富

・さらに深場に住んでいる魚も多く、レア度の高い魚も多いです

・固有種が豊富なのも魅力です。上の写真のサクラダイは日本にしかいない固有種です

・オスとメスで色が全く違うもの面白いです

・しかもメスがオスに性転換するため、「オスとメスの間」という写真も狙えます

・さらにはオスには発情時の「婚姻色」があり、ひときわ派手になります

・ワイドでもマクロでも楽しめる点もたまりません

・しかも、なかなか綺麗な写真を撮れないものの、撮れないわけではないという丁度よい感じが大好きです




● ハナダイの生態



・多くのハナダイは、ハーレムを形成します。メスが多めで、オスが少しという感じです

・サンゴ、ムチカラマツ、ソフトコーラルなどの周辺に群れています

・かなり自由に泳いでいるように見えますが、基本的には同じエリアから離れません

・強いオスほど上の方を泳いでおり、婚姻色になっていることが多いです

・また1つの群れに複数種類のハナダイが混ざっていることもよくあります

・こう見えてハタの仲間です

・体長は成魚で10センチくらいから、大型のハナダイだと20センチ程度にまでなります




● ハナダイの探し方



・ハナダイのいる場所はほぼ決まっているので、ガイドさんに聞いてみましょう

・一番メジャーなキンギョハナダイは浅いところにいますが、殆どのハナダイは深いところにいます

・最低でも20メートル、深いものだと40メートル以深もざらです。ご自身のスキルに相談して行きましょう

・ハナダイは、最初見分けがつかないので、図鑑でよく覚えてからいくと良いと思います




● ハナダイへの近寄り方



・まずはターゲットを明確に意識することが重要です。オスなのかメスなのかなど

・オスの婚姻色を狙うなら、上層を泳いでいる、派手な固体をまずは観察します

・泳ぐエリアを見極めたら、そこに最も近いエリアまでゆっくり近づき、体を固定します

・最初は逃げて行ってしまいますが、2~3分待っていれば、同じエリアに戻ってくることが多いです

・自分から近づくというよりも、「陣取って待つ」方がうまく行くような気がします

・怖がらせて低層に追いやって撮るという手段もありますが、この場合、婚姻色でなくなってしまうことと、岩場などを背景に撮ることになってしまうのでオススメしません

・あとハナダイで意外に重要なのが、背景です。ハゼなどはほぼ背景をいじることができませんが、ハナダイの場合、どちらから撮るかで背景を選ぶことができます

・背景を意識しながら、陣取ることもよい写真を撮る上では欠かせません




● ハナダイのピントのあわせ方



・ピントあわせはかなり苦労します

・とりあえずシャッター速度は速めに設定した方がブレは防げます

・近くにハナダイが近づいてきたら、シャッターを半押しにして、いい感じの方向を向いてくれるまで待ちます

・ハナダイとの距離が変わってしまったら、また半押ししなおしてピントを合わせます

・コンデジではかなり苦しい戦いですが、根性で枚数を撮って勝負します




● ハナダイの撮影の構図(マクロ編)



・ハナダイを撮る向きですが、模様を綺麗に写せる真横、もしくは上の写真のように躍動感を出せるくねった瞬間(斜め前)を狙います。シャッターを半押しの状態で、待ちます。

・ハナダイでもう1つ重要なのが、背びれの状態です。多くのハナダイが、立派な背びれを持っているため、それを開いた瞬間にシャッターを押すのがポイントです

・本当にこだわるなら、尾びれの状態も気になります。泳いでいる時は尾びれが開ききっていないため、貧相な写真になってしまいます

・あとは背景ですが、基本的には、青抜きもしくは黒抜きにして撮ります。シャッター速度を上げて深い場所で撮ると、自然に黒抜きになったりします

・あとは、ムチカラマツや、サンゴなどを絡めて撮ると、住んでいる環境も表現できていい感じです

・下の写真は、黒抜きの例です

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ルソンハナダイ(2012年アニラオにて撮影)





● ハナダイの撮影の構図(ワイド編)



・ワイドで撮る場合は、一般的な魚の群れの撮り方とそれほど変わりません

・ただ背景が岩場やサンゴとなることが多いので、それらをうまく入れると綺麗な写真になります

・またせっかく派手な魚なので、ストロボの当たるエリアに、魚がたくさんいるような位置取りで撮ることが重要です

・密集している集団にいかに近づけるかがキーとなります

・複数の種類が混ざっている群れを撮るのも楽しいです。下の写真は、アカオビハナダイのオスをセンターに、キンギョのメス、幼魚、フタイロ、ホカケなどで周囲を彩っています

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アカオビ・キンギョ・ホカケ・フタイロ(2012年伊豆の大瀬崎にて撮影)




● ハナダイの分類と生態を知れば写真がうまくなる



・綺麗な写真を撮るためには、ハナダイの動き方を理解しておく必要があります

・動きを理解していれば、至近距離に寄ることができるため、写真のクオリティが上がります

・管理人の勝手な分類ですが、ハナダイは同じ種でも雌雄・状況・年齢によって動きが異なり「ぼんやり状態」「婚姻色の雄」「捕食中」「岩陰」「ゴンベ」に分けられると思っています

▼詳細な分類と近寄り方はこちら

ハナダイ 分類別の動きと近寄り方をご紹介します

水中写真撮影の「きほん」技

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クロメガネスズメダイ(2013年サイパンにて撮影)


初心者の方向けに、水中写真撮影を行う上で、これだけは絶対やった方がいいですよ、という基礎の基礎をご紹介します。

初めて水中にカメラを持ってダイビングに向かう方や、水中写真撮影を始めてまもなくうまく撮れない方向けのご説明です。




● カメラを「晴れモード」にする。水中モードはNG



・ダイビングでのカメラ設定で「水中モード」に設定している人も多いかと思います

・しかし、多くのメーカーの水中モードは、主にシュノーケル程度の水深を想定した設定です

・そのため、暗くなる水深や、ストロボ発行を前提にした設定ではなく、上手く撮れないことがあります

・オートで撮影する場合、ストロボを使う場合は「晴れモード」、使わない場合ha[曇りモード」などにしておきます




● カメラをフォーカスエリアを中心に固定する



・カメラは、購入した時の設定で「オートフォーカス」となっていることが大半です

・「オートフォーカス」とは、画面上で、被写体と思われるものをカメラが自動で判定し、ピントを合わせる機能です

・陸上だと有用な機能ですが、水中では自分がフォーカスしたい被写体に、カメラがピントを合わせてくれないことがしばしばあります

・そのためオートではなく、「常に画面の中央にピントを合わせる」という設定に変えておく必要があります

・「フォーカスエリアを中央に固定」といった設定になるかと思います




● 体を固定する



・撮影時に体がふらふらしていると、うまく写真を撮れません

・どのような状況でも、カメラを構える時には、必ず体を固定する必要があります

・水底にいる場合は、BCの空気を抜いて、肺に空気を入れても微動だにしないくらいにします

・ドロップオフや、根、流れのある場所などにいるときは、岩をつかみます

・サンゴや生き物をつかまないように注意してください

・グローブをしていないと、手が傷だらけになるので注意が必要です

・手でつかまなくても、両太ももで岩を挟んで体を固定するのでもOKです

・上記の場合も、BCの空気を抜くことをオススメします。特に流れが速い場合など、BCに空気が入っていると流されやすくなります

・一番難しいのは、つかまるものが何もなく、中性浮力で撮影しなければならないときです

・中性浮力での撮影で、一番注意すべきことは、カメラに集中するあまり、浮きすぎたり、沈みすぎたりすることです

・シャッターを1回切るごとに、自分のいる深度を確認するようにすれば、危険な目にはあいません




● 常時発光と発光禁止を水中で切り替える



・カメラの設定の中で、ストロボ(フラッシュ)の有無は、水中でいじる必要があります

・これは被写体によってどちらにするかを決めます

・被写体との距離が1メートル以内で、ストロボの光が届くようであれば、常時発光にします

・もっとも、マクロ撮影(小さい魚狙い)の場合は、よほどの事情がない限り、1メートル以内まで接近して、常時発光にして撮ります

・逆に常時発光にせず、発光禁止にするシチュエーションは稀です

・例えば、遠いところにいる大き目の被写体や、群れを撮影する場合です。ストロボをたくと、目の前にあるゴミに光が当たってしまい、遠くの魚がとれません

・同様に、被写体を下からあおって撮影し、シルエットを作りたい場合にも、ストロボをたくのはNGです。発光て禁止にしましょう

・基本的には常時発光にしておいて、遠くの魚を撮るときだけ発光禁止にするようにすれば間違いないかと思います。オート発光は、これらを制御できないため、おすすめできません




● マクロモードに水中で切り替える



・マクロモードとは、いわゆる接写モードです。多くのカメラで「花」のアイコンが出ます

・被写体との距離が30センチメートル以内のときなどは、このマクロモードにしなければ、ピントが合いません

・カエルアンコウ、ウミウシ、エビカニなど、あまり逃げない被写体を撮影する場合は、水中でこのモードに切り替える必要があります

・接写モードにしていると、逆に少し離れた被写体を撮ることができないので、都度切り替えが必要です




● シャッターを半押ししてピントをあわせる



・シャッターをいきなり全押しして、写真を撮ると、なかなかピントがあいません

・まずは、シャッターを半押しして、中央のフォーカスエリアでピントがあったか確認し、問題がなければ、全押しして写真を撮ります

・まずは陸上で半押しの感覚を学んでみると良いでしょう

・マクロ撮影などでは、ピントが合うまでに、半押ししてから1秒ほどかかったりします




● 練習にオススメの被写体



・まずは動かないウミウシが一番オススメです。バリエーションが多いので、飽きずに楽しめます

・ウミウシで完全にピントが合うようになれば、次は色々な魚に挑戦するとよいと思います

・ウミウシは、強制発光、マクロモードにして、できるだけ近づいて半押しでピントを合わせます

・構図については、頭の触覚にピントを合わせるパターンと、体のてっぺんにピントを合わせるパターンの2つがあります

・何をしても逃げないので、色々試してみるとよいと思います。他のダイバーさんにも迷惑をかけません

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ウミウシの例(2011年アニラオにて撮影)



以上です。

ウミウシの前に、まずは陸上で自分のカメラの操作を極めることも重要です。

発光の切り替え、マクロの切り替え、半押しの練習などをしてみると良いと思います!

水中写真をキレイに加工する方法

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加工前の画像(ケラマハナダイ)




after

加工後の画像(ケラマハナダイ)



撮影した水中写真を、画像処理ソフトで加工することで、キレイに仕上げるコツをご紹介します。

もちろん「加工はしない主義」という方もいらっしゃるかと思いますが、個人的には、キレイな絵が仕上がるのであれば、多少の加工はOKかなと思っています。

そもそもデジカメで撮影している以上、カメラ内のソフトが自動補正をかけているので、ソフトを使わない撮影なんてほぼ存在しないですし。

ただ、加工のやりすぎは禁物です。




● 使用するソフト



基本的な機能が付いているソフトなら何でも良いと思います。

私は写真とは別に、趣味で絵を描いたりするので、PhotoshopまたはSaiという有料ソフトを使っていますが、無料のものでも全く問題ありません。

例えば、以下のサイトで紹介しているようなツールならまず問題なく加工できると思います。
http://freesoft-100.com/pasokon/viewer.html


以下では、上記のサイトでたまたま見つけたPhotoscapeというツールを使って、加工の方法をご説明したいと思います。

使ってみましたが、かなり使いやすかったです。

▼Photoscapeのダウンロードはこちら
http://www.photoscape.org/ps/main/download.php?lc=jp




● 写真の一部を切り取る



・マクロ写真では、被写体部分だけを切り取ることがよくあります

・近寄ることが難しい被写体で、かつよく動く魚はズームもするとなかなかうまく撮影できません

・遠くから高い画質で撮影して、後から被写体の部分だけ切り取ることで、キレイに仕上げることができます

・加工の仕方はとても単純で、切り取りたい部分を指定するだけです

・ポイントは、切り取るときの縦横比と、サイズです

・良くある壁紙のサイズは、「1024ピクセル×768ピクセル」というサイズなので、これに準じたものにしておくと縦横比がきれいな写真になります

・適当に「横4:縦3」のサイズで切り取って、後から画像サイズを「1024ピクセル×768ピクセル」に縮小すれば完成です

・また画像サイズですが、あまりに小さい部分を切り取りすぎると、画質が下がって汚くなるので注意が必要です

・被写体をあえて真ん中からずらして切り出すと面白い写真ができたりします。背景をどの程度残すかなども試してみると面白いです

・Photoscapeの場合、比率を指定して切り取ることができるので大変便利です。まずはトリミングのタブを押して、(1)で比率を指定し、(2)で切り取る場所を決めて、(3)で実行します(下図参照)


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● 明暗・コントラスト・色を補正する



・被写体にストロボの光があまり当たっていない写真は、全体的に暗くなったり、青くなったりしていしまいますので、コントラストを強化して、被写体を浮き上がらせます

・同様に、暗いところの写真は、全体的に明るく補正をかけることで、見やすくなることもあります

・緑がかっている海の色を青くしたり、青っぽくなってしまった被写体の赤みを出したり、背景と同化してしまっている被写体の色を際立たせたり、色々補正することもできます

・やりすぎると、毒々しい写真になってしまうので、加減が重要です

・色々試してみて、複数パターンを作って、最適な補正レベルを探してみましょう

・Photoscapeの場合、色々な補正ができるので、一通り試して最適なものを選びましょう。(1)ホームタブを選び、(2)の色々なボタンを試してみましょう(下図参照)


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● 塗る



・これは禁断の補正です。私も普通はやりません

・例えば、黒抜きして撮った写真の背景に、少しだけ白いゴミが混座っている場合などに、黒で塗りつぶしたりします

・黒以外の色で塗りつぶすと、多くの場合、不自然になるので、あまりオススメではありません



画像編集で本気を出せば、かなりの修整はできてしまいますが、やはり撮影した画像そのままでキレイな写真にしたいですよね。精進します。。

魚の群れ 写真撮影のコツ

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ヨスジフエダイ(2011年パラオのブルーコーナーにて撮影)


ダイビングで、ギンガメアジ、ヨスジフエダイなど群れる魚の写真を撮るコツをご説明します。




● 魚の群れはどこにいる?



・魚の群れは、多くの場合いる場所が決まっています

・基本的には流れが早めのポイントに集まっていることが多いです

・パラオのブルーコーナーや、フィリピンのバリカサグ島など典型的ですね

・餌付けしてる場所などでは、流れが緩くても群れていることがあります

・流れが速い方が、群れが小さくまとまっていることが多い気がするので、写真はとりやすいです




● 群れの写真を綺麗に撮るコツ



以下の6点を気をつければかなり綺麗な写真になると思います。

全部できなくても4つくらい満たせばかなり良いと思います。


1)魚がたくさん写っている(できる限り、ぎゅっと魚が集まっている状態)

2)魚の正面から撮影している

3)群れのサイズが分かる比較物が写っている(人間や、そのほかの大型魚など)

4)太陽の光が写っていて、青と白のコントラストができている

5)シルエットをとる場合は、魚の形が分かるように撮っている

6)ストロボを使う場合は、しっかり前面の魚群に光が当たっている


群れの写真は構図が命です。

シャッターを切る前に、どのように群れに近づくかで、写真の良し悪しの大半は決まってしまいます。

ここから1つずつポイントを解説していきます!




● ポイント1:魚がたくさん写っている



・これは当然の話ですが、写真の中に入る魚の数が多ければ多いほど迫力があります

・群れの形状に依ってしまうので、運といえば運です

・しかし、横長の群れであれば、正面から撮れば、かなりの数を写真の中におさめることができます

・どの方向から撮れば一番たくさん魚が写るかを考えながら、群れに近寄ることがポイントになります




● ポイント2:魚の正面から撮影している



・群れを見つけても、一直線に向かっては、ダメです

・群れが移動する方向を予測して、そこに先回りする必要があります

・そうしないと、群れを後ろから撮影して、尻尾ばかりの写真になってしまいます

・泳ぐ距離は長くなりますが、回り込むように近づきます

・バラクーダなどは、潮の流れに逆らう習性があるため、後ろから近づくのは非常に大変です

・潮の流れを読んだり、流れの弱いところから近寄るなどの、ダイビングスキルが必要になります




● ポイント3:群れのサイズが分かる比較物が写っている



・群れだけで撮ると、群れの規模感が伝わらず、迫力に欠けます

・一番やりやすいのは、一緒に潜っているダイバーを写しこむことです

・しかしこれはなかなかに難しく、群れの行き先だけでなく、ダイバーの行き先を予測した上で、それらがいい感じの構図で取れるような位置まで、自分が泳ぐ必要があるのです

・一緒に潜っているダイバーが動き始めてから、その様子を見て動き出してもOKです

・ただその場合、先行したダイバーが群れを逃がしてしまうかもしれません

・誰よりもすばやく群れの反対側に回り込めると一番良いですね。もはや体力を付ける他ないです(笑)

・下の写真は、流れが速すぎて、全員同じ場所にとどまっていたので、やりやすかったです。まあ1人だけ、激流の中、手を離して移動しなければならないわけですが(笑)


マアジ
マアジ(2010年ラパスのラレイーナにて撮影)





● ポイント4:太陽の光が写っていて、青と白のコントラストができている



・背景が青一色だと、のっぺりした印象になってしまいます

・そこで有効なのが、太陽の白い光です

・青と白のコントラストができて、かなりシャープな印象になります

・当然ですが、太陽の位置を確認しながら、群れに近寄る必要があります

・下の写真は、太陽光を入れた例です。太陽に気を取られていると、ダイバーを写すのを忘れますね。。


マダラタルミ
マダラタルミ(2011年パラオのブルーコーナーにて撮影)





● ポイント5:シルエットをとる場合は、魚の形が分かるように撮っている



・群れがかなり上層を泳いでいる場合、近づくことができません

・こういう時は、シルエットを狙います

・ハンマーヘッドシャークや、エイなど、色がなくても、形が面白い魚であれば、良い写真になります

・シルエットをとる場合、太陽光はほぼ必須と考えてよいです。青い海を背景にしても、魚がぼんやりしてしまいます




● ポイント6:ストロボを使う場合は、しっかり前面の魚群に光が当たっている



・群れに近づける場合は、しっかりストロボをたきましょう

・カメラ内臓のストロボではきつい場合があるので、外部ストロボがオススメです

・ストロボの向きを群れの方向に合わせるのをお忘れずに


以上です。

繰り返しになりますが、群れへの近寄り方で、写真の良し悪しの大半が決まるという点を意識すると、良い写真が撮れると思います。




● 人気のある群れる魚



メジャーな群れる魚を集めてみました。

・マダラタルミ
マダラタルミ 写真の撮り方例

・ノコギリダイ
ノコギリダイ 写真の撮り方例

・ギンガメアジ
・ブラックフィンバラクーダ
・タイワンカマス
・ヨスジフエダイ

など他にも色々います。




● 管理人の使ったカメラ



あえて普通のコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)で勝負します!

・キヤノン パワーショットS90(canon powershot S95)を使用しています

・ハウジングはキヤノンの純正です(40メートル以深だと動かなくなります)

・上の写真ではワイドコンバージョンレンズをつけました。イノンの純正のです。

・ワイドコンバージョンレンズをつけると外部ストロボも必要になります。使ったのは、イノン(INON)のS2000です

共生ハゼ 写真撮影のコツ

ヒレナガネジリンボウ

ヒレナガネジリンボウ(2011年伊豆大島秋の浜にて撮影)


ダイビングで、ヒレナガネジリンボウなど共生ハゼの写真を撮るコツをご説明します。

まずは共生ハゼの生態を知るところからスタートです。




● 共生ハゼの生態



・共生ハゼのため、エビが掘った穴に住んでいます

・ハゼの種類によって、共生するエビの種類もだいたいは決まっています

・エビは常に砂を穴の中から外に出すように働いています

・ハゼは穴を掘らないかわりに、外敵が来ないか見張っています

・ハゼは危険を感じると、尾びれを振ってエビに知らせます

・普段は穴から30センチ以内くらいのところでホバリングもしくは着底しています

・人間や大きめの魚が近寄ると、徐々に穴に近づいていき、最後は穴に隠れてしまいます

・ゆっくり近づくと、そこまで逃げません。勢いよく近づくとすぐ逃げます

・場所によっては、かなり人馴れしてて、逃げない子もいます

・穴に入ると、なかなかでてきませんので、普通はその時点であきらめます

・同じ穴にペア(2匹)で住んでいることもあります

・2匹住んでいる場合は、外敵がくると、片方だけすぐに穴に入ります

・両方撮りたい場合は、まずは遠めから撮ることをオススメします




● 共生ハゼの探し方



・ハゼの種類によって、いるポイントは殆ど決まっているので、事前にガイドさんに聞いてみましょう

・共生ハゼは砂地に住んでいます

・まず、砂地エリアまで到達したら、砂地すれすれのところまで降ります

・砂を巻き上げないように、着底はせずに中世浮力を保ちます

・コツは、フィンの先と、指だけ砂に接するようにして、手を使って少しずつ這うように進みます

・ガイドさんに探してもらう場合は、ガイドさんより前に出ないようにします(魚が隠れてしまいます




● 共生ハゼへの近寄り方



・ハゼを見つけたら、まずBCの空気を抜きます(息を吸って浮かないなら抜かなくてもOKです)

・使える時間次第でもありますが、ゆっくり近寄ります。時間があれば10センチ進むのに20秒くらい使います

・フィンの先と、指だけ砂に接する感じで、手を使って進みます

・どんどん近づくのではなく、少し近づいては様子を見てを繰り返します

・エビが外に出てくるうちは、それほど警戒していないため、近づいても逃げません

・ハゼが、尾びれを振ってエビに警戒命令を出したら、こちらも止まります

・またエビが出てきたら間合いをつめる、というのをひたすら繰り返します

・他のダイバーが近くにいると、ゆっくり近寄れないので、マイハゼを探すのがオススメです

・近寄りながら、いつ逃げても後悔しないようにシャッターは切っておきます

・わりと遠い距離のときにストロボを当てて、ハゼにストロボを慣れさせるのも有効です

・至近距離でカメラの設定を変えようとマゴマゴしていると、ハゼに逃げられることがあるため、事前に近寄ったときに使うであろう設定にしておきます

・具体的には、マクロモード、強制発行で、ズームもほどほどという感じです




● 共生ハゼのピントのあわせ方



・ピントあわせが最も重要です

・まずカメラのピントの設定を、オートではなく、常に画面の中心でピントを合わせるモードに変えます

・ピントを合わせるために、ズームを少し使います。ピントが合ってるかどうか確認するためです

・ホバリング系のハゼは、素直にハゼを画面の中心に入れても、なかなかピントが合いません

・光が少ないうえに、背景と同化しやすいからです

・こういうときは、ハゼではなく、自分とハゼの距離と、同じ距離の砂地にピントを合わせます

・この方法はどんぴしゃにピントをあわせるのが難しいため、色々な砂地にピントを合わせて撮影しまくります(数打てばあたる作戦です)

・下の写真のピンクの四角のような場所でピントを合わせ、シャッターを半押しのまま、ハゼの顔を画面の中心に入れてシャッターを押します

focus.jpg





● エビと一緒にとるコツ



・エビも一緒にとりたい場合は、エビの行動を観察してから間合いをつめます

・エビがハゼの左から出てくるのか、右から出てくるのかなど見極めます

・そのうえで、エビとハゼが両方見える側から近寄る必要があります

・エビとハゼとの距離が等しくなるところから撮影することで両方にピントが合います

・エビは近寄りすぎると出てこなくなるので、その場合は、少し穴から離れます




● 共生ハゼの撮影の構図



・エビと一緒に撮る構図が一般的です

・かなり近寄れた場合は、顔にフォーカスを当てて、体の後ろ側をぼかす構図も面白いです

・2匹いる場合は、遠くから両方とるのも良いです(遠くにいるときは2匹が離れてることが多いので、近寄らずに良い並びになるまで待ちます)

・背びれを開いたり閉じたりしているので、完全に開いたタイミングを狙うとかっこよく写ります




● ハゼの分類と生態を知れば写真がうまくなる



・綺麗な写真を撮るためには、魚の動き方を理解しておく必要があります

・動きを理解していれば、至近距離に寄ることができるため、写真のクオリティが上がります

・管理人の勝手な分類ですが、ハゼは「共生型」「ホバリング型」「活発型」「ベニハゼ型」「擬態型」に分けられると思っています

▼詳細な分類と近寄り方はこちら

ハゼ 分類別の動きと近寄り方をご紹介します

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